寒い時から暖かくなる時の対処として

最近寒かったり、暑かったりしますが、東京では、20℃を越える日が出てくるそうです。

暖かくなると病気の芽も芽吹いて具合の悪くなる人も多くなります。

この時期は、気温の上下の変化のストレスにより、体調が低下し、副腎機能が低下することによってアレルギーを起こして炎症を起こしてしまいます。これを花粉症といいます。
だから春や秋の気温差があるときは花粉症(ひのき、ぶたくさなど)が多いのです。

その他には、

腰痛、坐骨神経痛、寝違い、ドライアイ、腱鞘炎、背中痛、肩痛(五十肩、野球肩)、肉離れ、膝痛

など起こってきます。

では、それらはなぜおこるのか?予防措置は?

この時期は三寒四温で 気温の上下の変化のストレスにより、副腎機能が低下して体調を崩すことが多いです。

では、副腎が機能している役割とは?

腎臓の上に乗っかっている臓器で

副腎皮質
副腎髄質

の二層構造になっていて、それぞれにホルモンを分泌します。

副腎皮質からは、

体内での糖の蓄積と利用を制御するホルモン
電解質のバランスをとるホルモン
アンドロゲンという生殖機能に関するホルモン

この3つになります。
糖は体や脳の活動に必要な栄養素です。電解質とは、人間の体内にあるナトリウム、カリウム、
カルシウム、マグネシウム、塩化物、リン酸、炭酸水素のイオンといわれるもので役割としては、体内の水分調整、筋肉神経の活動、血液のph(酸性、アルカリ性)の均衡をとる事をしています。
アンドロゲンというのは、性ホルモンの一種でステロイドホルモンになります。ステロイドホルモンは、人体内で合成されて、たんぱく質、糖類などと一緒に細胞膜を構成する成分になっています。それ以外に胆汁酸(脂肪分解)に必要なホルモンになります。

この副腎皮質から出るホルモンだけでも不調になれば疲れやすかったり、むくみがひどかったり、食欲(低下、亢進)に変化が出るのが解ると思います。
副腎の役割として副腎髄質
ここは、

アドレナリン
ノルアドレナリン

を作る為の重要な器官です。
皆さんも聞いたことがあるアドレナリン、
ノルアドレナリンの機能としては、
アドレナリン

運動器官への血液供給増大を引き起こす反応
心筋収縮力の上昇
心、肝、骨格筋の血管拡張
皮膚、粘膜の血管収縮
消化管運動低下
呼吸におけるガス交換効率の上昇を引き起こす反応
気管支平滑筋弛緩
感覚器官の感度を上げる反応
痛覚の麻痺
勃起不全

ノルアドレナリンは、アドレナリンの反作用だと思ってください。

この部分に疲れが出てくれば、

疲れているのに眠れない
食べ過ぎた
動悸がする
むせる
かゆくなる

などの症状が出てきます。

気温差に対するセルフケアのポイントとして

湯船に浸かる
良い睡眠を取る
飲酒暴食を控える

になります。

湯船に浸かる利点としては、体を暖かい環境に慣らす。というところにあります。しかし、あまり長く浸かりすぎると体力を消耗し腎臓が疲れぎっくり腰になるので注意して下さい。浸かっても5分で、風呂から上がったら早く布団に入り入眠して下さい。

良い睡眠を取る
睡眠環境が重要です。
温度は20~23℃、湿度は50%
これが睡眠を取る環境にはベストになります。寒く感じる人は免疫力が低下しているか、老化しています。特に湿度は、気にしてみてください。

温度は、呼吸する際に暑すぎると苦しくて眠れません。夏砂浜で熟睡は出来なかったり、サウナでは眠れない。といえばわかっていただけるかと思います。湿度は、乾燥しすぎると鼻や喉を刺激する物質が空気中に舞って、咳や鼻が痛くなったりします。逆に湿度が高すぎても体がだるくなってしまいます。

深い眠りと浅い眠りのサイクルは90分なので3時間ワンセットで睡眠を取っていただきたいので、3時間、6時間、9時間、この3つで選択して頂くのが良いかと思います。

ただ例えば6時間睡眠を取るとしても、すぐには眠れないと思うので、『消灯して6時間半』位がベストだと思います。「電気をつけていないと眠れません」と云う人もいらっしゃいますが、光は目をつぶっていても瞼を通って入ってくるので良い睡眠は取れません。
必ず真っ暗にするか、アイマスクして寝てください。
夜の仕事で昼間眠る方は、遮光カーテンと出来れば耳栓をして寝られると良いでしょう。(昼は活動している音が結構耳に入るので)

睡眠のゴールデンタイムはPM11:00~AM3:00です。この時間に、ホルモンの分泌や神経細胞の修復が行われるので、ここで睡眠を取られる事をお勧めします。

飲酒暴食を控える

暴食してしまうと
ホルモンの働きを邪魔をして体の成長や生殖、行動に関する働きまでも阻害してしまいます。

三食を時間をきちんと食べる
例えば、朝ごはんは7時、昼ごはんは12時、夜御飯は8時というように規則正しく食事を頂く。これは、一食抜く事が習慣になってしまうとその分の消化する為の胃酸や消化酵素、胃や腸の蠕動運動、全身に巡る栄養素の低下などにより、ホルモンが正常に出なくなってしまうからです。そうすると体の疲労が取れなくなってしまいます。

最後は、よく噛んで腹8分目に食べる
これは、よく噛む事により側頭筋を通じて、こめかみに緊張を和らげ視床下部や脳下垂体の働きを活性化させ、体をリラックスさせる事が目的です。

腹8分目というのは、以前にも書いたのですが食事を取って、胃が消化するまでには約2~5時間はかかります。

消化をするのには脳からの指令によって内分泌液を出しているので、食事が終わっても、約5時間は胃で消化させるために脳が指令を出し続けています。

ここで、一番重要になってくるのが、夕ご飯です。たとえば、夜11時に夕ご飯を食べると5時間は消化にかかるので、夜中4時に脳が胃の消化に対しての指令を終えるので脳の睡眠としては不足するわけです。

脳の睡眠が不足してくると体内時間やホルモンバランスが狂ってきてしまいます。

ですから、理想を云えば6時頃には夜御飯は取って欲しいのです。そうすれば、11時には脳が胃の消化に対しての指令を終えるので脳の睡眠としては理想的な時間が取れます。

全世界(アジア、欧米諸国、アフリカ、中東諸国など)でディナーは6~7時と別に取り決めたわけでもないのに統一されているのは、人類が体感として理解しているからでしょう。

ただ6~7時に食事を取ることは、現代社会のなかでは困難であります。どうしても夜遅くに食事をすることになる場合は、消化によいものを8分目にいただくと脳疲労を残さず体内時間や
ホルモンバランスを崩さず生活できると思います。

暴飲としては
肝臓の役割は、
体の右側に位置する人体最大の実質臓器(中身が詰まっている)です。

機能としては、
・消化する液体を作る(脂分解酵素など)
・体に入ってきた不必要なものの解毒(アルコール、薬など)
・脳の活動に必要な物質を貯めておく

というのが主な役割です。それをお酒によって疲労させてしまうと体の回復力が低下してしまう訳なんです。