猫背の原因と治療とセルフケア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慢性的に首肩がこる、腰痛、背中が痛いなどの症状を訴える方が整形外科、整骨院などで

「猫背が原因で症状が出ています。」といわれ、猫背を治したいという事をおっしゃられる方がいます。

では、猫背はなぜ起こるのか?治療は?自分でできることは?


猫背になると様々な症状が出てきます。

肩こり
背中の痛み
ストレートネック
腰痛
下腹が出てくる
O脚
胃の調子が悪くなる
つまずく
過呼吸

などがあります。これらは、形として猫背が原因してくるのですがでは、

なぜ猫背になるか?

猫背になる原因としては

寝不足
目の疲れ
胃酸過多、胃弱
腰痛

が主な原因となってきます。

猫背になる原因の

寝不足

寝不足になれば体の代謝、血液循環などが低下し脳に血液が回らなくなって脳疲労を起こします。

脳の働きは記憶力や集中力だけではなく、味覚、聴覚、視覚、性行動、恐怖、怒り、理解と判断、

内臓に正常な指令を出す自律神経もその中に入っています。

そうすると、体力、集中力、自律神経の機能が低下します。これらが低下すると靭帯、内臓の支持の維持や

正常な神経、反射、ホルモンの正常分泌、正常な自律神経活動、正常な血流維持に異常をきたしてくるので

体を支えている体力が無くなるので背になります。

目の疲れ

疲れてくると見難くなるために本やモニターに近づく為、猫背になります。

目は

3分でいいので冷やしてあげるとよいです。
これは、人間の体温は大体36度前後なんですが、冷やすと反射でその部分が低体温になり組織の機能低下が

起こるのを防ぐ為に血流が上昇します。血流が上昇すれば、神経、筋肉に栄養が送られる為、疲れが取れるのです。

胃酸過多、胃弱

胃の場合、炎症や疲れが出てくると胃の位置が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みぞおちの下にあるのでこの部分の炎症を回復させようと体の水分が集まってきたり、疲れを取ろうとする為に

血液が集まってきたりして体が猫背になります

腰痛

腰痛を発症していると力を入れていると痛みがある為、力を入れるのが困難になります。
そうすると、
体の構造上人間の体は

屈筋(曲げる筋肉)3:1伸筋(伸ばす筋肉)

でついています。

その事により、腹筋側の収縮が強くなり猫背になります。

これらをどのように当院では治療していくのか?またセルフケアとしては何ができるのか?

当院での猫背のカイロプラクティックの治療としては背骨のカーブを正常にする為の治療をします。

人間の背骨は、元々生理的湾曲というものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頚椎で約直径17cm、胸椎で約直径31センチ、腰椎で約直径19センチの円ができるようなカーブがあります。

このカーブのバランスが崩れて猫背になっているケースがありますので治療します。

もうひとつは、胸の治療。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大胸筋
という筋肉が縮みすぎると猫背の姿勢を作ってしまうのでその緊張を取る治療をしていきます。

猫背は、長年その人の癖や体質により起こっているものが多いので治すのに少し時間がかかると思ってください。

その治療と平行して行うと猫背が早く改善するセルフケアとは?

猫背を改善させるセルフケアが3つあります

呼吸、食事、ストレッチ

まずは呼吸
呼吸が浅くなると猫背が増強してしまいます。

息を吸うと胸の筋肉が開きストレッチされます。ストレッチの一環としての呼吸法なので大きく吸いきれないほど

吸って全部吐ききる。これを長くても3分行ってください。

この呼吸により胸の筋肉の内部がストレッチされます。深呼吸は行っても1時間に1回(3分程度)で止めておいてください。

やりすぎると頭痛がしたり立ちくらみがする人が出ると思います。症状の出る方は自分で思っているより体がかなり疲れています。

是非治療に行ったほうがよいと思います。

食事
食べ過ぎると胃の容量がいっぱいになります。そうすると、胃と隣接している横隔膜の動きに制限が生じます。

そうすると呼吸筋の肋間筋の動きが悪くなり呼吸が浅くなり、猫背になります。又、胃に沢山食物が入っていると

体を伸ばせず余計に猫背になります。ですから、食べる時間、量、種類などに気を使ってみてください。

最後に
ストレッチ


大腿四頭筋ストレッチ
この筋肉は腹筋の次に体を猫背にさせる筋肉です。筋肉量が多い為、以外に猫背に関わってきます。

筋肉量が多いのでストレッチをして酸素を含ませて運動をすると代謝が高くなりダイエットにもよいです。


大胸筋ストレッチ
猫背にする胸を縮ませる筋肉(屈筋)でここをストレッチする事により胸を開き猫背を改善させます。

また女性の方は乳腺へのストレッチになり、生理の胸の痛みやバストアップに繋がる方も多いです。


背中(広背筋)ストレッチ
胸の筋肉と対を成す筋肉でデスクワークなどで一番疲れてくる筋肉です。ストレッチすると胸の形がよくなってきます。

ここが硬いと呼吸が浅くなり猫背を増悪させてしまうのでストレッチで柔らかくしましょう。

やってみてください

 

 

多田治療院
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