症状が何故ぶり返すのか?

初診で来院される方や紹介で来られる方で「2,3日は楽なんだけど又症状が戻る」とかおっしゃられます。

では、症状が戻る感じはなぜ起こるのか?

体を治療しても症状がぶり返すのは体調(体力)が低下しているからです。
体調(体力)が低下すると体の代謝、血液循環などが低下し脳に血液が回らなくなって脳疲労を起こします。

脳の働きは記憶力や集中力だけではなく、味覚、聴覚、視覚、性行動、恐怖、怒り
理解と判断、内臓に正常な指令を出す自律神経もその中に入っています。
そうすると、体力、集中力、自律神経の機能が低下します。これらが低下すると靭帯、内臓の支持の維持や正常な神経、反射、ホルモンの正常分泌、正常な自律神経活動、正常な血流維持に異常をきたしてくるので症状がぶり返すのです。

では、治療をして体調を改善させる以外に自分で出来る方法とは?

自分で体調(体力)を向上させる方法は、呼吸法と運動です。
まずは、呼吸法で体調を整え、立つ体力、動く体力を最低限向上させ、運動でそれを継続維持する体力を向上させます。

まずは、立つ、動く体力が低下してしまっている症状が強く出現してしまっている人や入院、高齢者、障害がある人は、呼吸法を行います。

息を吸って3秒、吐いて9秒です。
この仕組みとしては、人間も呼吸をする時に魚のエラの様に後頭骨や側頭骨、前頭骨と動いています。

ホルモンを出す為に指令を出しているところが眉間の奥にあります。それを呼吸する事により刺激し、正常に戻したい訳です。
又、呼吸をすることにより酸素が体内に入り、二酸化炭素が排出されるわけですから体の疲れが取れることになります。

自力で体調(体力)を向上させる方法。運動についてです。

この運動を行う人は、夕方に症状が強くなる人や治療に行って3,4日で症状が戻る感じのある方に行ってほしいです。

では、体調を向上させる運動として歩くこと

歩き方としては、ゆっくりとできれば片足に9秒体重が乗ってから体重移動するやり方です。
仕組みとして、片足重心になると股関節に体重がかかります。

そうすると寛骨が後方下方に回転してきます。寛骨には、広背筋、一緒に回転してくる仙骨には最長筋、腸肋筋などが付いています。

これらが引っ張られる事により、停止部分の後頭部を引っ張ってきます。その後頭骨にホルモンを産生する視床下部、脳下垂体が乗っかっています。そこが歩く事により刺激されるわけです。

ゆっくり9秒かけてというのは、早く歩いてしまうと後頭部に力が伝わる前に体重移動してしまうのでゆっくりと歩いて欲しいわけです。
代換として、その場で片足で9秒、反対の足で立って9秒でも良いです。
この運動により、ホルモンが正常に産生され、血液が下半身まで流れるようになります。やってみて下さい。