検査などで異常の見つからない胸の痛み

胸の痛みは、とても不安になる症状です。

急いで病院で検査される方も多いと思います。しかし、検査などで特に重大な疾患が見受けられなく鎮痛剤などを処方されて終わる方も多いと思います。
では、その胸痛の原因とは何か?

なかなか痛みの引かない胸痛
原因は大きく分けて3つ

 

1.内科疾患
2.肋間神経痛
3.自律神経症状

になります。

1.内科疾患
心疾患(狭心症など)肝疾患(脂肪肝による圧迫など)すい臓疾患(膵炎など)肺疾患(胸膜炎など)肋骨骨折、ヘルペス、妊娠など様々な原因があります。

重大な疾患であると困るので一度は病院で診察していただくと良いと思います。

2.肋間神経痛
症状としては、肋骨に沿って片側にでる発作性の激痛になります。
原因は、不明が5割です。他の原因として帯状疱疹、肋骨骨折、喘息、乳腺疾患、肺疾患、脊髄の疾患などがあります。
それらの所見がない場合は、姿勢、過食、睡眠不足があります。

胸の痛みの原因の一つ
肋間神経痛が起こる原因
1.姿勢
立っている時でも座っている時でも姿勢が悪くなるときは、背中が丸くなり、頭が前方に出てきます。
人間の頭の重さが体重の約8%なので体重60キロの人で約5キロの重さがあります。
この頭が前方に出る分、首の後ろの筋肉と背中の筋肉が頭が垂れない様に突っ張らせます。その筋肉の緊張が肋間神経を締め付けて虚血(血行不良)を招き神経痛を起こすのです。

2.過食
食べ過ぎると胃の容量がいっぱいになります。そうすると、胃と隣接している横隔膜の動きに制限が生じます。そうすると呼吸筋の肋間筋の動きが悪くなり神経痛が
出ます。又、胃に沢山食物が入っていると体を伸ばせず前かがみになります。
体が前かがみになれば、真っ直ぐにしようと体を踏ん張るので肋間筋に緊張が走り症状が出ます。

3.睡眠不足
睡眠不足をすると体を整える脳の力が低下します。
姿勢を正しく維持する為には脳の力(体力、集中力、自律神経)が必要になります。
脳の力の主な働きとしては

靭帯、内臓の支持の維持
正常な神経、反射
ホルモンの正常分泌
正常な自律神経活動
正常な血流維持

などがあります。

脳疲労が重なってくるとこれらの働きが低下してきて、筋肉に攣れを起こすわけなんです。
その脳の力を自分で改善させるためには、以前にも書きましたが、良い睡眠、良い食事摂取、良い運動をして生活リズムを安定させることです。

胸の痛みが起こる原因の
3.自律神経
自律神経とは、
交感神経と副交感神経の2つの神経系から出来ていて、簡単に云うと「活動と抑制」を行いバランスさせている神経です。
中枢の部分は、首にあり、その他には、胸、お腹、背骨に自立神経中枢があります。ですから、その部分にアンバランスが生じれば緊張が強く出てしまい胸の痛みが強く出てしまいます。神経的緊張は自分で解消するのが難しいので、是非、治療院などに通院していただきたいと思います。