お腹の張る人の傾向と原因と対策

当院でも来院される、お腹の張る人

当院比で男性1:女性5です。
この症状を呈する人たちの傾向として男性は高齢者に多く、女性は年齢層関係なく
出現しています。

では、どのような人にお腹の張りが出現して同じ性別年齢なのにお腹の張りが出ていない人との違いは何なのか?

お腹が張る原因としては

腸内のガスが過剰
腸内のガスの排出低下

大きく分けてこの2つになります。

腸内のガスが過剰になる原因は、

食べすぎになります。
繊維質の多い食事や糖質を多く含む食べ物や甘いもの(糖質)の摂りすぎ、米やパン・イモ類等のでんぷん質はガスを増やしやすくなります。

女性は、便秘症を持ち合わせている方が多くそれを解消する為に繊維質、特に最近は流行している


バナナ・ごぼう・大豆・玄米・ライ麦パン・ブロッコリー・アボカドなどは、

不溶性食物繊維

といって消化されることがほとんど無いので満腹になりやすく、又、太りにくいので人気ですが、水に溶けない代わりに吸水性が高いので腸ですごい量に膨らんでしまいます。
これらの事もあるので食べすぎ、食べ物の選択は気を付けなければいけないのです。

お腹が張る原因としては腸内のガスの排出低下

これは、胃腸の動きが悪くなり、腸内ガスをうまく排泄できなくてお腹の張りを感じます。
食物の過剰摂取、食事摂取時間の不定期、その他に胃腸の炎症、消化器官の不具合(肝臓、胆のう、すい臓など)や過剰な神経緊張(寝不足など)も腸内ガスの排出低下を招く事になります。

しかし、お腹の張りはガス(おなら)が出ないと起こると思われがちですが、実はおならで排出されるガスは腸内ガスの約10%でしかないのです。

では、おなら以外でどの様に人間はガスを放出しているのか?

お腹が張る原因の腸内ガスの排出。
10%はおならで残りは

腸から血液中に吸収され肺を通して呼吸により体の外へ出されます。

ですから、大切なのは

呼吸を吐くということになります。

以前に書いたことのある呼吸法
呼吸をするのでも息を吸うより、吐く方を重視すると体の力が抜けます。
呼吸法は息を吸って3秒、吐いて9秒です。
呼吸を大きくする為に腹式呼吸で

息を吸ったときお腹を膨らませ、吐いた時に引っ込める
そうすることにより自分でお腹をマッサージをするのと同じになるので、腸を刺激することにもなり腸の血流がよくなればガスが血液に吸収され体外に放出されやすくなります。
そして、これ以外にも自分で出来る方法があります。

もうひとつ自分で出来る方法で

膝を曲げて呼吸する

というのがあります。
これは、膝を曲げるという事でお腹を押した状態で息を吐いた状態を作り出すというものです。(下右の図)

この膝を曲げて呼吸することの代表的なやり方を2つ

仰向けで膝を抱えて呼吸

正座してうつぶせで呼吸
正座の方がやりやすいと思います。できれば3分ぐらいやると良いと思います。
やってみて下さい。