腰の上の方が痛い人と腰の下の方が痛い人

腰痛で来院される方で、

腰の上の方が痛む人

腰の下の方がいたむ人

がいらっしゃいます。同じ腰痛でも痛む理由が違います。という事は、治療の仕方もセルフケアの仕方も変わってきます。

では、どの様な理由があるのか?

腰の下の方が痛む人

腰の下の方は、下半身からの捻じれによる弊害が多いです。

例えば、

大腰筋

この筋肉は、股関節の内側から腰の骨と下部の胸の骨に付いています。

下半身のバランス(足首、膝、股関節、ふくらはぎの筋肉、太腿の筋肉など)が崩れてしまうと腰の下部に負荷が掛かって痛みになってしまいます。

ですから、当院の治療では、腰以外に下半身の治療を行っていきます。

腰の上の方が痛む人

腰の上部が痛む人は、上部の筋肉が関与して痛みが出現しているケースがあります。

例えば、

広背筋

広背筋は、大雑把に言うと、背中の7番目の骨から腰椎と骨盤の上縁(ウエストに手をやった時に当たる骨)、肩(上腕骨)にくっ付いています。

脊柱起立筋

脊柱起立筋は、大雑把に言うと、後頭部から始まり、仙骨で終わります。これらを見るだけでも、腰についている筋肉は長く上半身へと長くくっ付いているのです。だから、腰が痛いといって、腰だけをマッサージしても治らないんです。

それを踏まえた腰痛のストレッチを。

腰の下部が痛みやすい人


この形からの

深く沈みこんでいきます。
10秒沈んで、戻して10秒を1セットで6セット
次に

この形をとり、お辞儀をして10秒、体を起こして10秒を6セット

次に

仰向けで足を抱えて10秒、伸ばして10秒を左右6セットずつになります。

ハムストリングスストレッチ
30秒保持を3回ずつ行うと良いです。




股関節のためのエクササイズ


この形で力を抜いて足を前後に振ります。

何処かに摑まって行うとバランスが取り易く、安全なのでつかまって行って下さい。これを左右することにより大腰筋、腸腰筋の筋肉を伸ばしたり縮めたりするのでよいエクササイズになります。寝る前、起床後片足3分ずつやってみて下さい。

股関節の外旋六筋のストレッチとして



内転筋のストレッチは



になります。

腰の上部が痛みやすい人

のストレッチ

左右10秒を3セット

うつ伏せで伸ばして30秒

体を起こして10秒を1セットとして3セット

左右10秒を3セット

うつ伏せで伸ばして30秒

体を起こして10秒を1セットとして3セット

左右10秒を3セット

痛みを繰り返す人は、最低でも一日3回。出来る人は、もっと多くても(1時間に1回)良いです。

これらは、全て

広背筋に対するストレッチで腰の上部に痛みの出現しやすい方に有効になります。

しかし、腰痛の痛みの急性期は整形外科、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージなどに治療に行ってみてください。