乳がんのリンパ郭清手術後の治療
乳がんを罹患した人でセンチネルリンパ節生検でがんの転移を認められた場合、
転移の可能性を考慮して、
リンパ郭清手術(手術で乳房周囲のリンパ節をきれいに取り除く)を行います。
このリンパ郭清手術後の後遺症が上腕の運動障害や知覚異常、わきの下の浮腫や腕のむくみなどあり、当院にも来院されます。
当院で行う治療としては、
肩周囲の筋肉の収縮、伸張
頚椎の筋肉の緊張緩和
下半身のポンピング
を主体に行います。
肩周囲の筋肉の収縮、伸張
これは、病院のリハビリでも行われます。当院では、そのストレッチ以外にマッサージも行います。
頚椎の筋肉緊張緩和
リンパ郭清手術を受けた方は、頚椎(首)が硬くなっているケースが多いです。頚椎にある神経は腕を動かす神経が入っているので必ず緩和させないと、血液神経の流通が良くならないので回復が遅くなります。
下半身のポンピング
人間の総血液量の3/5は下半身に集まっています。その血液を全身に回さない手はありません。血液には白血球というのがあります。白血球は体を癌細胞、真菌、細菌、ウイルスと戦って、その死滅した老廃物が多く溜まってしまい腫れてしまう。というのがあります。これを再利用させて早期回復を図っていきたいのです。
是非、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージ治療に行ってみてください。