不妊症の種類の一覧と説明を簡単に書いたつもりです。

現在、不妊症で悩んでいる夫婦は10組に1組といわれています。しかも、今増える傾向にあるそうです。では、不妊症の定義とはどういったものなのでしょうか。

不妊症とは、結婚した男女が、赤ちゃんが欲しいと思い、性生活も行っているにもかかわらず、2年以上赤ちゃんができない状態の事を言います。

一般的に言われているのが、1年以内に赤ちゃんができる確立が80%、2年以内に赤ちゃんができる確立が90%なので、残り10%の夫婦がと言うことになります。

また、二人目が欲しいと思っても出来ないということもあります。不妊症の治療期間は、平均で5年といわれています。では、原因としてどのような事が考えられるか?

1.排卵に原因のあるもの

A.体重の増減や激しいスポーツによる無排卵
B.内分泌機能の低下
C.多嚢胞卵巣症候群(pcos)
D.卵巣の機能低下
E.高プロラクチン血症(prs)
F.甲状腺機能異常

2.卵管に原因のあるもの

G.卵管炎
H.子宮内膜症
Ⅰ.卵管留水腫

3.子宮に原因のあるもの

J.子宮筋腫
K.子宮腺筋症
L.子宮形体異常 
M.子宮内腔癒着、子宮内膜炎
N.子宮内膜ポリープ

4.男性に原因のあるもの

5.その他の原因

 

A.体重の増減や激しいスポーツによる無排卵

体重の増減(ダイエット)により無排卵が起こるのは、食事をして、満腹になると、脂肪細胞からレプチンというホルモンが分泌されます。それが、脳に作用して必要以上に食欲が出ないように抑えられて、更に性腺刺激ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌が盛んになります。
ですから、ダイエットや慢性空腹状態は、レプチンの分泌を低下させ性腺刺激ホルモン(排卵を誘発するホルモン)や甲状腺ホルモン(発育促進するホルモン)の分泌を抑制してしまう事により無排卵が起きてしまうのです。

激しいスポーツによる無排卵の原因は、大きく分けて3つ考えられます。

1.スポーツをするごとに起きる内分泌(代謝)の変化
2.肉体的、精神的ストレス
3.スポーツによる一時的な体脂肪の減少

によるものだそうです。しかし、これは全国大会に出るレベルでスポーツをしているか、アスリート、プロレベルでしている場合だと思います。

B.内分泌機能の低下

これは、脳の中にある視床下部の機能が低下して、性腺刺激ホルモンの分泌が不充分になり、結果として排卵が起こりにくくなります。視床下部は、主に自律神経(交感神経、副交感神経)機能と内分泌(ホルモン)機能を全体として指令をだしています。

脳下垂体は、前葉、中葉、後葉という3葉から、ざっとですが成長ホルモン、ソマトスタチン、甲状腺刺激ホルモン、乳汁分泌ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモン、プロゲステロン、エストロゲンなどが放出されます。

脳下垂体の位置は、頭蓋骨の蝶形骨(外部で触れられる部分はこめかみ)に接しています。そして、その上に視床下部が乗っています。

卵巣の機能や位置については割愛しますが、この

(卵巣から)→視床下部→脳下垂体→卵巣→(視床下部へ)

という風に、視床下部と脳下垂体と卵巣と連絡しあっていてフィードバックという互いに刺激を与えあって機能を循環するシステムとなっています。ですから、この部分の機能低下があると妊娠しにくくなるのです。

C.多嚢胞卵巣症候群(pcos)

これは、無排卵の原因として最も多いものです。慢性的な男性ホルモンの過剰状態が特徴で、高アンドロゲン慢性排卵障害とも呼ばれています。超音波映像で見ると卵巣に沢山の小嚢胞(小さな袋)が見られます。これは、ネックレスサインといって、外に出られない卵胞がネックレスのように見える状態をいいます。原因は不明です。自覚症状としては、生理周期が長くなるか、無月経になります。症状の強い例としては、肥満、にきび、多毛などの男性化が見られます。

D.卵巣の機能低下の代表的なものを二つ

①卵巣性無排卵

卵巣の中には、卵子の種である原始細胞が沢山詰まっていて、片側の卵巣に1個ずつ発育して、交互に排卵します。この種である原始細胞が少なくなり、排卵が起こりにくくなる状態を卵巣性無排卵といいます。

②黄体化非破裂卵胞症候群(LUF)

卵自体は出来るのだけど、排卵が起こらない状態のものをいいます。この症状は共にホルモン(排卵したり、卵を作ったり)の影響によるものが大きく、治療自体も困難を極めるそうです。

E.高プロラクチン血症(prs)

プロラクチンとは乳汁分泌ホルモンといわれるもので、出産すると脳下垂体から大量に分泌され、母乳がでる仕組みになっています。また、大量に分泌される授乳期間は、排卵が起こらなくなります。高プロラクチン血症とは、このプロラクチンの分泌が増加する症状で、無排卵や黄体機能不全の原因になります。自覚としては、出産もしていないのにお乳の出る人もいます。原因としては、ストレス、甲状腺機能低下、多嚢胞卵巣症候群、脳下垂体腫瘍なども考えられます。胃薬や精神安定剤などの薬剤の影響がある場合もあります。

F.甲状腺機能異常

甲状腺は、喉に位置するホルモンを分泌する器官です。働きとしては、全身の細胞の代謝率をあげます。甲状腺疾患としては、二通りあります。

①.甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病など)

原因不明で自己免疫疾患です。月経不順、無排卵、流産などがおきやすい。

②.甲状腺機能低下症(橋本病など)

原因不明で自己免疫性疾患です。月経過多、無排卵などがおきやすい。

両疾患共に、原因は不明ですが、お医者さんに罹れば治癒率は70%以上と治せる疾患なので、専門病院に通院されると良いと思います。

G.卵管炎

卵管炎とは、膣や子宮内に侵入した病原ウイルスが卵管の中やその周囲に広がり炎症を起こすと、柔らかくてもろい卵管は閉塞したり、繊毛(排卵した卵をキャッチする部位)を失ったりします。特に卵巣や卵管の周囲の感染症は、付属器炎と呼ばれます。さらに、炎症が広がると、骨盤腹膜炎が起きます。原因として、最も多いのは性行為感染症のひとつであるクラミジア感染によるものです。また、子宮内避妊器具を交換せずに長期間装着していると、発症することがあります。そのほか、開腹手術後の感染から起こることもあります。クラミジア感染症は、性交渉を通じて感染します。ですから、自分で予防するには、夫婦間でお互いに思いやりを持って接すれば、未然に防げるのでは無いかと思います。

H.子宮内膜症

子宮内膜というのは、受精卵が定着し出産まで、栄養や成長を助ける子宮の内壁に増殖する組織になり、生理の時出血と共に剥がれ落ちて、体外に出て行きます。子宮内膜症とは、大きく分けて二種類あり、子宮内膜と同じような組織が他の部分(卵巣、子宮の筋肉、子宮と直腸の間のダグラス窩)に増殖するものを異所生の子宮内膜といい、その部分で出血して炎症を起こし、その結果癒着を生じたり排出できない血液が溜まります。卵巣の中に血液が溜まると、卵巣の中に嚢胞を形成し、中の血液が古くなると卵巣チョコレート嚢胞と呼ばれます。もう一つは、子宮の筋肉の中に出来た子宮内膜症から出血が起こると、子宮の筋肉はだんだん硬く腫れてきます。これを子宮腺筋症と呼ばれます。自覚症状としては、月経時痛、性交痛、不妊症が特徴で特に月経痛がだんだん強くなる場合は要注意です。また、全く症状が無い場合もあります。原因は不明ですが、今ある有力な説として、子宮内膜を含んだ月経血の一部が逆流して卵管を通って卵巣や周囲の臓器で増植されるというものがあります。抗アレルギー薬が効いたというケースが多いといわれているので、体の中の炎症により血液が貯留して症状を作っているかもしれません。

自分で行う予防策としては、正常な生理周期と出血が来る様な生活を送る努力をするというのと、当院に来院するこの症状を持っていらっしゃる人は、内臓下垂の方が多く見られるようです。体力が上がってくると、そのような症状が良い方向に向かっている方が多いです。当院では、20歳位から産婦人科で検診していただく事をお勧めしています。今は小学4年生で初潮を迎える人が半数で、当院に来た子で小学2年生という様に低年齢化しています。その分、婦人科疾患のリスクも高くなっています。ですから、検診を受けて今の自分の状態を把握しておく事が必要だと思います。

Ⅰ.卵管留水腫

まず、卵管が細菌などに感染して炎症を起こすと卵管内に膿が溜まって腫れます。この状態を卵管留膿症といいます。この状態から、更に炎症が進むと卵管の先の卵子をキャッチする卵管采が閉塞してしまって、中の分泌物や膿が吸収され、その後水が溜まってしまいます。この状態を卵管留水腫といいます。卵管采がふさがってしまうと、排出された卵子を卵管内に取り込めなくなり、不妊症の原因となります。しかし、卵管は二つあり、もう一つが正常であれば自然妊娠が期待できます。たとえ、両側の卵管采がふさがっている場合でも体外受精による治療は有効です。

自分でできる事としては、予防になってしまいますが 婦人科検診を最低年1回、余裕のある人は2回。そして、痛みのある場合は、たとえ若くてもそうでなくとも、でもすぐに病院に行く事が症状を進めない方法だと思います。

J.子宮筋腫

子宮は、平滑筋という自分の意思では動かせない筋肉によりできていて、自律神経とホルモンによって活動しています。この筋肉の一部から発生する硬くて丸いこぶが子宮筋腫で良性の腫瘍です。原因は不明ですが、月経の始まる前の女性にはほとんど発生しないのと、月経が終わる年齢に
なると筋腫が小さくなるというデータから、子宮筋腫の発育には月経をおこすホルモン(エストロゲン)が関係しているのではと考えられます。40歳前後の女性に多く見られる疾患です。子宮筋腫があっても妊娠出産している方は、当院でも非常に多いです。しかし、子宮内は受精と胎児の育成を担う重要な器官です。筋腫のできる場所によっては、卵管を圧迫したり、子宮内を変形させて受精卵の着床を妨げ妊娠しにくくしてしまいます。筋腫のある方は、婦人科で現状を把握して筋腫を大きくしない努力をされると良いでしょう。

自分で出来る事としては、医学会では筋腫の発育について次のようなデータがでています。

1.筋腫は20~40歳を中心として発育する。
2.筋腫は閉経や両側卵巣摘出のあとに小さくなる。
3.卵胞ホルモンが増加する妊娠中に筋腫は大きくなる事が多い。
4.ピルを服用すると、筋腫が大きくなる事が多い。
5.脳下垂体に作用して卵巣性ステロイドホルモンの分泌を抑える薬を使用すると、筋腫が小さくなる。

1~5に共通していることは、ホルモン作用 になります。その大元のホルモンを出す為の指示をだす脳下垂体の働きを正常にする事により、筋腫を出来にくくしたり、それ以上大きくならないようにする予防となると思います。

脳下垂体のストレスを軽減する方法
眼精疲労を残さない(視床下部や脳下垂体の位置が視神経交叉の近くやこめかみに関係する為)
よく咀嚼(噛んで)して食べる(側頭筋を通じてこめかみに緊張を和らげ視床下部や脳下垂体 の働きを鈍らせない為)

睡眠不足をしない(視床下部の自律神経に悪影響を出し、生理の間隔をずらしてしまう為)

ゆっくりと深呼吸をする(視床下部や脳下垂体の位置がトルコ鞍という後頭骨の端にくっついていて、後頭骨は呼吸をする時に動く為)

という事を心がけるだけでも変化はあると思います。

K.子宮腺筋症

子宮腺筋症は子宮内膜症の一つです。子宮内膜症とは、子宮内膜と同じような組織が他の部分(卵巣、子宮の筋肉、子宮と直腸の間のダグラス窩)に増殖するものを異所生の子宮内膜といい、その部分で出血して炎症を起こし、その結果癒着を生じたり排出できない血液が溜まり症状を起こします。この子宮内膜症が子宮の筋肉の中に発生すると、子宮が全体に硬く腫れてしまいます。その状態を子宮腺筋症といいます。症状は、激しい月経痛、下腹部痛、腰痛などです。特に25歳~30歳位にかけて月経痛があり、だんだん月経痛がひどくなることがあります。この痛みは子宮内膜症か子宮筋腫が原因で起こるものが多いそうなので当てはまる方は、婦人科で検診される事をお勧めします。早期発見、早期治療が予後を良好にします。原因は不明ですが、妊娠するとなぜか内膜症は改善したり、治ったりします。これは、ホルモンが関係しているのでは?ということです。また、進行性の疾患なので投薬治療が長期に続くほど妊娠は困難になります。そして、この病気は再発しやすい病気です。

自分で行う予防策としては、正常な生理周期と出血が来る様な生活を送る努力をする(良い睡眠、良い食事、良い運動)ということが必要だと思います。

L.子宮形態異常

子宮異常が原因による不妊症の中の一つに子宮形態異常というのがあります。この状態は、生まれつきの子宮形態に異常がある為に、不妊症や流産の原因となることがあります。子宮形態異常には、弓状子宮、中隔子宮、単角子宮、重複子宮、双角子宮など色々な形態があります。しかし、形態が異常であっても妊娠する人もいるし必ずしも物の形が原因とは限りません。形が曲がっていることにより子宮が硬く、血行が悪くなったり、卵管が圧迫される事により妊娠しにくいだけで、形態異常があっても、子宮自体が柔らかければ妊娠出産は出来ると思います。子宮を柔らかくするためには、当院の治療でも有効なケースも多々ありますし、なによりも患者さん自身の生活の悪癖を除いていく事が一番の治療になります。

M.子宮内腔癒着、子宮内膜炎

子宮内腔癒着とは、人工妊娠中絶などで子宮内腔の掻爬術を受けたり、細菌感染による炎症などで子宮の中が傷ついたりした結果、子宮内腔に癒着が起こる事があります。これを子宮内腔癒着といいます。自覚症状としては、月経出血量が極端に少なくなることがあるそうです。子宮内膜炎とは
普段、膣の中は細菌が繁殖していますが、子宮頚管で分泌される頚管粘液にブロックされていて子宮の中まで入る事はありませんが、それがはいってしまうと炎症を起こし、子宮内膜炎となります。自覚症状としては、急性の場合、微熱、高熱が出たり、下腹部の激痛、腰痛、排尿時の痛みなどがあるそうです。この二つの症状は、早めに婦人科できちんと治療していく事が大切です。

N.子宮内膜ポリープ

子宮内膜の一部が増殖して、良性の腫瘍になったものを、子宮内膜ポリープといいます。子宮内腔は、お米一粒がやっと入る位の狭いものです。ですから、ポリープができてしまうと狭い子宮の中を占拠してしまい、受精卵の着床の妨げになってしまい不妊症の原因になってしまいます。症状としては、月経前後に不正出血が見られます。原因は、炎症や分娩、流産からできる場合や、卵胞ホルモンの影響からできる場合がほとんどで再発しやすいそうです。ポリープが出来てしまったら外科的手術で除去します。自分でポリープを出来にくくする為には、卵胞ホルモン(エストロゲン)の働きを正常にする為にホルモンを生産している、卵巣、副腎、分解している肝臓、月経周期により卵胞ホルモンの濃度に変化が見られる為、周期を正常にする。といったことに気をつける事だと思います。

4.男性に原因のあるもの

昔は、子供が出来ない原因は女性にばかりあると考えられてきましたが、科学が進歩し、

実は半分は男性に不妊症の原因があると分かってきました。

乏精子症
精液中の精子の濃度が薄いものをいいます。精液1ml中、精子数が2000万以下のものを乏精子症といい、精子濃度が500万以下になると自然妊娠の可能性は低くなってきます

精子無力症
精子の運動能力に問題のあるものです。精液中に動いている精子の割合が、50%以下のものをいい、自然妊娠の可能性は低くなります。

奇形精子症
正常な形をした精子が30%以下のものをいいます。この場合は受精が起こりにくくなり、自然妊娠の可能性が低くなります。

これらの症状は妊娠しにくいだけで、人工妊娠などでは妊娠する事は出来る事が多いので産婦人科医に相談してみてください。男性の不妊症の原因として、最も多い6割を占めるのは特発性造精機能障害といい、原因不明のものです。有力な説としては、環境ホルモンの影響によるものといわれます。環境ホルモンは人の中にあるホルモンと似ている為、取り込まれる体の中で様に作用し、本物のホルモンの働きを邪魔をして体の成長や生殖、行動に関する働きまでも阻害してしまいます。その為現れる症状は様々で、多動症や鬱やストレスの過剰反応、拒食症に不安症やアレルギーと色々な影響を及ぼします。

私たちが子供の頃は、ここまで沢山の症状は無かったと思います。環境ホルモンは、化学物質の中に多く含まれ、洗剤や殺虫剤、毎日食べる食料品にも野菜の農薬、加工される際に使われる保存料や添加物として含まれています。それを知らずのうちに摂取して蓄積して、原因不明の症状を発症してしまうのです。ですから、自分で出来る事としては、なるべくジャンクフードよインスタント食品は避け、無農薬、無添加の物を調理して頂くということが必要だと思います。この記事を読んで下さって「自分には関係ない」とか「もう、大人だから遅い」とか思わないで、これからそれが必要な人に伝えていってあげてください。

5.その他の原因

代表的なもので3種類あります。

  1. 黄体機能不全
  2. 頚管性不妊
  3. 抗精子抗体

1.黄体機能不全

排卵が起こった後、卵巣の中には黄体が作られます。この黄体からプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されて、子宮内膜を成熟させて受精卵の着床を助けます。黄体の働きが悪くなると受精卵がうまく着床できず、不妊症や流産の原因になります。病院で黄体機能不全と診断されると、排卵誘発剤や黄体ホルモン剤を出される事が多いです。

この事から、自分で出来る事としては月経周期の正常化と子宮内膜は受精卵の着床と成長を助ける所なので、バランスの良い食事を取る事をお勧めします。

2.頚管性不妊

子宮頚管には、頚管粘液という、膣内の細菌が子宮内に侵入しないよう粘液でブロックしています。この粘液は、排卵が近づくと粘液がさらさらの液体に変化して精子を通りやすくします。しかし、排卵期になっても粘液がさらさらにならず、精子が通りにくくなり受精しなくなる状態を頚管性(粘液)不妊といいます。原因としては、卵胞ホルモンの分泌障害や頚管に炎症がある場合があります。病院の治療では、ホルモン分泌障害の場合にはホルモン剤で、炎症がある場合には抗生物質で治療します。また、男性の精液の中に白血球が多く含まれてる膿精子症という病気の際には精子が頚管内を通れずに死滅してしまいます。この場合も抗生物質の投与で治療します。自分で出来る事としては、投与される抗生物質は体の中で細菌感染症、膠原病、心筋梗塞 悪性腫瘍、外科手術後、分娩後など急性炎症や組織崩壊がある時抗菌剤としての役割があります。しかし、そのような重大な疾病がある場合は検査などで判明するはずです。これら以外で炎症反応があるときは、乾燥しているだけで喉が痛いとか痒いとか人と同じものを食べても一人だけあたってしまうとか、個別の生体防御反応の一つでその人の体が疲労していて免疫力が低下し、反応が過敏になっています。「良い運動、良い食事、良い睡眠」を取る事により正常な生活リズムに戻し、体の免疫力を上げる事が症状を改善する事の近道になります。

3.抗精子抗体

本来、抗体とは外敵の侵入を阻止する働きを持つ物質です。女性は精子に対して普通は抗体を作りません。しかし、ごく稀に女性の体内で精子と結合する抗体が作られてしまって、子宮や卵管の中で精子の運動を止めたり、受精能力を妨げる場合があります。これを抗精子抗体といいます。この抗精子抗体がある場合は、体外受精以外では妊娠しにくいと考えられています。

 

 

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