雨の日の体調不良。原因と対策

雨の日体調の悪い

雨の日の医療現場

雨の日には、病院が特に忙しくなるという現象があります。

その理由の一つは、雨が降ると湿度が上がることです。

湿度が上がると、体の中のコラーゲン(これは靭帯や椎間板を構成しています)が水分を多く吸収し、その結果、体の支持力が弱まり、さまざまな症状が現れます。

しかし、それだけが原因ではありません。

雨が降るときに体がだるくなったり、痛みが出たりするのには他にも理由があります。


低気圧の影響

湿度以外で体がだるくなったり、痛みが出たりする原因の一つに、低気圧があります。

低気圧は大気中の酸素濃度を薄くします。

その結果、低気圧の中で生活していると、体全体に酸素が行き渡らなくなります。

パンパン

これは、登山をしたときにポテトチップスの袋がパンパンになる現象と同じです。

この現象により体の内圧が上昇し、その人の弱い部分(首肩、腰、膝など)の圧力が上がり、痛みが発症します。

圧迫

体がだるくなるのは、内圧上昇により血管が圧迫され、血流が悪くなるからです。

さらに、酸素濃度が薄くなると、体全体に酸素が行き渡らなくなります。


自己対策の重要性

しかし、心配は不要です。

自分でできる対策があります。それは、「運動」と「深呼吸」です。

運動は、ある程度汗をかいて体全体のバランスを整える有酸素運動が最も効果的です。

深呼吸に関しては、息を吸うのが3秒、吐くのが6~9秒が理想的です。

これにより、新鮮な酸素が体内に取り込まれ、内臓や脳、足先手先まで酸素が行き渡る準備ができます。


専門家の手を借りる

マッサージ

もう一つの対策は、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージなどの治療を受けることです。

これは、低気圧によって起こった体の内圧の上昇をバランスさせたり、水分代謝を良くするために有効です。

しかし、治療で改善するには時間がかかるため、自分自身で運動と深呼吸を行うことが健康のためにも重要です。

 

 

多田治療院
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