四十肩、五十肩でなぜ反対側も四十、五十肩になるのか
四十肩、五十肩、正式名称、肩関節周囲炎は男女関係なく40,50歳代でなる方が多いのでこの名称になります。
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この肩関節周囲炎という名称に惑わされてしまいます(私も惑わされました)
肩関節というのは
この関節を指します。この周囲が炎症を起こしているというのが、四十、五十肩なので整形外科では、
消炎鎮痛剤(湿布ジクロフェナク、インドメタシン、フェルビナク、ロキソプロフェン)ロキソニン(鎮痛・抗炎症・解熱剤)などが処方されます。
勿論、これらで改善される方は、真の肩関節周囲炎であったので効果があるわけなのですが、そうでないケースも多くあります(8割位)
という事は、薬で肩回りの炎症を抑えたのに肩が痛い、挙がらないというのは、どういう事?
私が四十、五十肩になった患者さんを触っていて気付いた点があります。
肩の関節の可動域で動きにくい動作がある。
前方挙上と側方挙上
この時の肩甲骨の動きは、前方挙上は
この動き
側方挙上は
この動きなのですが、
患者さんにこの動作をしてもらっている状態を触ってみると
肩甲骨が動いていません。
そして、これを動かすのは
これらの筋肉(広背筋、僧帽筋など)
この筋肉の特徴は背骨(脊柱)にくっ付いています。
四十、五十肩で片側の筋肉の動きが制限されれば、反対側の動きも制限されます。
肩の動きには肩の筋肉だけではなく、背中の筋肉が関与しているのです。
これらを治療しておかないと、右(左)の四十、五十肩が改善した後、何年後かに反対側の左(右)の四十、五十肩が出現するのです。
この筋肉を治療すると四十、五十肩の改善が早くなります。
そして、これが出来るのは鍼灸マッサージだけで!整骨院、整形外科は出来ません。なぜなら・・・
整骨院、整形外科は健康保険診療のルールで「肩関節周囲炎」の場合は、肩以外は治療してはいけないからなのです。
もし、肩以外を治療していただけているならサービスか追加料金が発生していますね。
多田治療院
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