痺れる原因と治療の考え方

肩や指、お尻や太腿の裏などが痺れる症状

で来院される方、当院でも非常に多いです。では、しびれとはどのようにして起きるのか?

例えば、長時間の正座をすると足がしびれますよね?

あれは、正座する事により自ら血行障害を起こしその状態がいつまでも続くと危険ですよ!というSOS信号なのです。

例えば正座をして痺れる時は、必ず膝から下が痺れます。

これは、正座をして膝を折ると膝窩動脈を圧迫してしまいます。そうすると、血管の中にある普段は活動していない「痺れを起こす物質」が、血管を圧迫されて血流が滞ると緊急事態になり、その物質が動き出します。血管を飛び出た物質は、神経組織の1つのC繊維に作用して、痛み、痺れという形で血行障害になっている事を伝えてくれています。

ですから、治療としては圧迫されている部分の解除と血流改善ということがメインになってくるのですが、組織の圧迫や血流不良というのは、先に例で書いたように正座をして痺れるというような、体重が膝窩動脈を圧迫して起きるというような単純な痺れというようなものはほとんどありません。

膝関節、肩関節や頚椎の捻れ、力が入りやすい緊張する体質など難しい症例が多いです。

ですから、普段の生活での習慣が大切になってきます。

勿論、捻れや神経の緊張を取り除く事がメインの治療となってくるのですが、マッサージや入浴法、運動療法、食事も痺れを緩解するのに重要になってきます。

血流不良が起きると、体が緊張する傾向になります。
そうすると、筋肉の緊張により血液の流れが悪くなり、痺れが取れにくくなってしまいます。そして、治療だけではなく普段の生活で行われている体が捻じれる習慣を改善していく事も重要になってきます。その生活習慣の改善と治療とが合致してくれば、今まで取れなかったしびれは改善してきます。

諦めずにチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 

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