夏バテとカイロプラクティックの治療

全国的にびっくりするくらい暑いです。

暑くてじっとしていても汗をかく様ですと皆さん出現する症状

夏バテ

今出ている夏バテの症状は

気管、喉症状
息苦しい
鼻症状
やる気がおきない、起きれない
夏太り
背中、首の症状

などが出ています。

この症状は放って置くと10月位の涼しくなった時に

鬱症状
アレルギー
頭痛、めまい、耳症状
急性腰痛(ぎっくり腰)

などを起こします。

では、どうすればよいのか?

暑いと人間は体温を調節する為に

汗をかきます。
汗は、脳の体温を調節する

視床下部
が暑いという事を受け止めて指令を出し、交感神経を通じて全身のエクリン腺という汗腺に働きかけて汗をかきます。
汗をかけば蒸発する時の気化熱により熱を発散するので体を冷やす訳なんです。

汗は水分です。その水分を調節しているのが

腎臓
ここの仕事量が増えて疲労してくるので

猫背
になってきます。
その猫背になる事で肺が圧迫され

気管、喉症状
息苦しい
背中、首の症状

が出現するわけです。

腎臓の役割には、体の水分を調節、血液産生するホルモン促進、血圧調整するホルモン促進などがあります。

そして腎臓は、体が冷えたり、水分を取り過ぎたり、寝不足すると弱ってきます。ここでいう体が冷えるとは、汗をかいて気化熱で体温を持っていかれる事をいいます。

なので腎臓の疲れを自分でケアするには

寝不足解消
水分摂取
生活する環境

になります。

寝不足解消
寝不足になれば体の代謝、血液循環などが低下し、脳に血液が回らなくなって脳疲労を起こします。
脳の働きは記憶力、集中力だけでなく、味覚、聴覚、視覚、性衝動、恐怖、怒り、理解と判断力、内臓に正常な指令を出す、自律神経を働かせる作用があります。
これらが低下すると正常な神経反射やホルモンの正常分泌、自律神経活動、血流維持に異常をきたすので腎臓の疲れを蓄積させてしまいます。

良い睡眠の取り方
当院で提案している睡眠方法
温度は20~23℃、湿度は50%
これが睡眠を取る環境にはベストになります。
寒く感じる人は免疫力が低下しているか、老化しています。
特に湿度は、気にしてみてください。

温度は、呼吸する際に暑すぎると苦しくて眠れません。
夏砂浜で熟睡は出来なかったり、サウナでは眠れない。といえばわかっていただけるかと思います。
湿度は、乾燥しすぎると鼻や喉を刺激する物質が空気中に舞って、咳や鼻が痛くなったりします。逆に湿度が高すぎても体がだるくなってしまいます。

深い眠りと浅い眠りのサイクルは90分なので3時間ワンセットで睡眠を取っていただきたいので、3時間、6時間、9時間、この3つで選択して頂くのが良いかと思います。

ただ例えば6時間睡眠を取るとしても、すぐには眠れないと思うので、『消灯して6時間半』位がベストだと思います。
「電気をつけていないと眠れません」と云う人もいらっしゃいますが、光は目をつぶっていても瞼を通って入ってくるので良い睡眠は取れません。
必ず真っ暗にするか、アイマスクして寝てください。
後は、音は結構入ってくるので耳栓をして寝られると良いでしょう。(私もしていますが目覚まし時計は聞こえるので寝坊はしません)

水分摂取

よく、水は2リットル飲みましょう。といいますが、水を2リットル飲めば確かに血液はサラサラになるかもしれません。
しかし、一日2リットルの

おしっこをしていますか?

汗をかいていますか?
もしそれらが無ければ、体に水分が貯留しています。腎臓は、体の中の体液の成分や状態を一定に保つ為、尿の排泄や体の活動に必要な塩、糖、アミノ酸などを

再吸収させる器官でもあります。

原尿1日の200ℓ作られ、その99%は再吸収され、1.5ℓは排出される。というように水分が関わってくる器官になります。

ですから、過剰に水分が多いと腎臓が疲れて、体の水分の調節や血液を産生するホルモンの産生促進、血圧を調節するホルモンの

産生促進などがうまくいかなくなり、夏バテになってしまうのです。

そこで、

良い水分の摂取の仕方

人間が一度に吸収できる水分量は、1時間で200~250mlなので
ミネラルウォーターやポカリスエットなどの経口保水液を摂取してください。
この行動を行ってトイレに行く回数が増えるようでしたら、それは、摂取している水分が体に充填されていないので飲料の種類を変えてください。
因みに、お茶、コーヒーなどカフェイン入り飲料は利尿作用が高いので水分にはカウントしないで下さい。

又、朝の体重と変わらないか、500g弱増えていれば水分の補給としては正解です。寝ているときには水分が補給できないので朝には体重は元通りです。
もし戻っていなければそれは

夜食べすぎです。

生活する環境
仕事をしている人は、立っている時でも、座っている時でも姿勢が悪くなるときは

背中が丸くなり、頭が前方に出てきます。

人間の頭の重さが体重の約8%なので、体重60キロの人で約5キロの重さがあります。

この頭が前方に出る分、首の後ろの筋肉と背中の筋肉が頭が垂れない様に突っ張らせます。
この時に

腎臓が引っ張られて虚血状態になり代謝が悪くなります。ですから姿勢を良くする事が必要になります。

では、良い姿勢とは、
座位
・背もたれに背中を付けない。
・膝の角度は90度
・坐骨の少し前に重心を置く
・パソコン、書き物をする時は脇を締めて肘は90度
・頭のてっぺんと肛門が一直線になるイメージ

P1000346.jpg

立位
・足の内側で立つ(小指に重心をかけない)
・くるぶしの下あたりに体重を乗せる
・肛門を閉める
・頭のてっぺんから糸でつられているように
・軽く胸を張り、肩を後ろに引く。

 

後は、元々人間の脳も体も長時間の連続運動には向いてはいません。
適度に休息を挟みながら仕事をした方が効率的なのは

火を見るよりも明らかです。

ただし、注意しなければならないのは昼寝の長さです。15~30分位のうたた寝なら眠りが浅いので目覚めてもすぐに活動できます。
最近では、コーヒーを飲んでから昼寝をするとカフェインが30分後に効いてくるので昼寝後にすっきり活動できるといわれています。

逆に長い時間の昼寝は生体リズムが狂って夜の寝つきが悪くなることがあります。

出来ることなら15~30分の昼寝を取って効率の良い活動をしましょう。

夏バテの治療をカイロプラクティックでは、肝臓、腎臓、脳、血液リンパの改善
を行っていきます。

肝臓は、グリコーゲンの貯蔵とブドウ糖の合成をして肝臓に蓄え、あるいはこれを分解して血液中にブドウ糖として供給します。
グリコーゲンはブドウ糖をまとめた価値のある株(スタミナ)みたいなものです。
このブドウ糖が脳の働きを良くしたり、人間が活動する為に必要な物質になります。
又、アルブミンというたんぱく質の合成を行います。これは、血液中の重要なたんぱく質で血液の圧力調整や栄養物質の運搬などを行っています。

腎臓の役割には、
体の水分を調節、血液産生するホルモン促進、血圧調整するホルモン促進などがあります。

脳は、肝臓や腎臓に指令を出し正しく機能させたり、代謝させたりするのに必要で暑さ寒さなどを感じる自律神経も脳の機能の一部に入っているので
必ず治療する必要があります。

血液リンパの改善は、マッサージでも鍼灸でも一般の治療では必ずやっている事で治療としてはどこが痛くても人間の

総血液量3/5は下半身に集まっているので下半身は治療するべきです。

食べ物で夏バテを解消しようとしたりしますが、それよりもカイロプラクティック、鍼灸、マッサージに通うほうが夏バテ解消には良いとです。

 

 

 

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。

Follow me!