肉離れが早期回復する鍼治療

スポーツをしていて負傷したり、人によってはちょっと駆け出したり、階段を降りる時になってしまう「肉離れ」

「肉離れ」は動かせる様になるの3週間、競技に復帰するのに大体2ヵ月掛かります。

しかし、当院などの鍼灸マッサージでは4週間で競技復帰できます。それはなぜなのか?

「肉離れ」は、一部の筋損傷、筋膜断裂の事を言います(筋肉、筋膜の50%以下の損傷)

まず、受傷時48時間から56時間は、「POLICE」Protection(保護)、Optimal Loading(最適な負荷)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)を行います。

この中のProtection(保護)は、

サポーターなどをすることが多いのですが腫れたりする事を考慮するとテーピングで毎日調整する事がベストです。昨日と今日の腫れは変わるので。

もう一つのOptimal Loading(最適な負荷)は、

ごく軽いさするようなマッサージがとても有効です。これは、患部を修復させる白血球の運搬と筋肉を回復させるたんぱく質を外的に運んであげられるからです。

これらを受傷後48時間~56時間の受傷炎症期に慎重に行うと一般的な肉離れの治療よりも受傷部位の筋肉の拘縮(固まり)が少なくなるので回復力が段違いです。因みに一般的な治療は、2~3週間は湿布してサポーターのみで固定して低周波治療で、その後2ヵ月リハビリです。

話は戻って、この48~56時間後に鍼灸治療に入ります。この間「肉離れ」で来院された患者さんの例を挙げますと、ラガーマンで「下腿三頭筋」(ふくらはぎ)の外側肉離れで56時間後の受傷炎症期治療が終わり、鍼治療を開始。その時に

下腿三頭筋(ふくらはぎ)の受傷した外側上下の筋肉と腱の間に鍼を打ちました。

これは、筋肉は腱にくっ付いて腱は骨にくっ付いています。

「肉離れ」の多くは筋肉が過度に収縮した為に起こってしまうので、その収縮した筋肉に再び、伸び縮みできる環境を鍼で作って上げます。伸縮により血液循環も向上します。

それと同時に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お灸をします。これは、血管上でお灸により血液の免疫力向上により受傷部を早期改善させる為です。

この治療と関節可動域内でストレッチをしながらマッサージを2日に一回を行います。2週間後にテーピングなどの固定を解除し、歩くのを始めます。その運動後に痛みを伺い、鍼とマッサージを行いました。その1週間後にテーピングをしながら軽く走るところから始め、強度を徐々に上げていきました。

そしてその週末に試合出場できたのです。

プロスポーツ選手や選手権試合のある人でない限りは、ここまで詰めて治療はしなくてもよいと思いますが、肉離れを回復させるには、最低でもこれくらいの治療はしていかないといけないという事です。

もし、お困りの方がいらっしゃったらご相談ください。