花粉症が年を重ねると軽減しやすい理由からみる花粉症を軽減させる方法

元花粉症の患者さん(70代)との会話の中で

「10年くらい前は花粉症が酷かったのに、今は全然平気なんだけど、それは年を取ったから?」

と聞かれました。当院でも30代、40代、50代辺りの人の花粉症は、「ジルテック」「ザイザル」などの医師処方による強い薬でないと一日持たないという人も多く、逆に70代以上の人でそのような強い薬を使っている人は割合的にはかなり少ないです。

 

では、なぜ高齢になってくると花粉症が減るのか?

カイロプラクティック的な花粉症の考え方として

風邪のウイルスや肝臓を疲れさせる要因が肝臓の機能低下をおこし、春先、秋口の気温の上下の変化のストレスにより体調が低下して、副腎機能が低下することによってアレルギーを起こして炎症を起こしてしまいます。

ですから、カイロプラクティックでは、肝臓と副腎機能の低下が花粉症を悪化させると考えられています

では、肝臓と副腎の働きについて

肝臓の代表的な機能として

簡単に書きますと

・消化する液体を作る
・体に入ってきた不必要なものの解毒
・脳の活動に必要な物質を貯めておく

 

副腎の代表的な機能として、色々なステロイドホルモンが分泌されます。そして、皮質髄質の2種から構成されます。

副腎皮質ホルモンは、大きく3つに分けます。簡単に書きますと

・体内での糖の蓄積と利用を調整するホルモンを放出
・水分、塩分を調節するホルモンを放出
・生殖機能に関与する性ホルモンを放出

副腎髄質からは、

・アドレナリン(心拍↑血管拡張、力が出るなど)
・ノルアドレナリン(心や体に通常よりも負荷がかかると分泌され抵抗させたり安定させたりする)

が分泌され、体のストレス反応などの調節を行っています。

という事は、

肝臓は、食事の消化と体に入った毒(ウイルス、細菌など)の除去、脳の活動を活発にする

副腎は、栄養、水分をコントロールするホルモンの産生、活動する為に必要な血管の拡張(血流)の調整

を行っています。

では、それらを踏まえて飲食、睡眠時間をざっくり表にすると

30代~50代   70代
量や油物が多い 食事 昔より少なくて大丈夫
頻度や量が多い 飲酒 昔より少なくて大丈夫
少なめ 睡眠時間 昔よりは長く取れる

 

という違いがあるので、肝臓、副腎に掛かっている負担が違うのです。それが、花粉症は高齢になると少なくなると云われるのです。

という事は

花粉症を改善したければ、食べ物、飲酒、睡眠時間のコントロールが必要になってきます。

この習慣とカイロプラクティック、鍼灸、マッサージの治療の

  • 体の疲労改善
  • 血流向上
  • 筋肉を緩めて眠りやすくする
  • 副腎、肝臓の機能向上

を行うと花粉症が改善してくるのです。

是非、この生活習慣と治療を行ってみて下さい。薬の使用料が減ったり、改善しますよ。