腰椎すべり症の原因・症状と効果的なストレッチ完全ガイド
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腰椎すべり症とは?
腰椎が前方にずれる状態で、以下の症状を引き起こします:
- 腰痛・背中のこわばり
- 臀部や脚の痛み/しびれ(坐骨神経痛)
- 間欠跛行(歩行時の痛み)
- ハムストリングの張り
※約30%の患者は無症状
6つの原因タイプ比較表
タイプ | 原因 | 特徴 |
---|---|---|
変形性 | 加齢による椎間板の劣化 | 50代以上に最多 |
分離性 | 疲労骨折(分離症)の進行 | 若年アスリートに多い |
先天性 | 生まれつきの形成異常 | 成長期に発症 |
外傷性 | 事故や転倒などの怪我 | 急激な症状出現 |
病的 | 骨粗鬆症・腫瘍など | 基礎疾患が原因 |
術後 | 腰椎手術後の不安定性 | 手術歴がある人 |
おすすめストレッチ8選
1. ハムストリングストレッチ
【方法】仰向けで膝を伸ばし脚を上げる 【効果】脚の柔軟性↑ 腰の負担↓ 【時間】30秒×左右2-3回
2. 骨盤傾斜エクササイズ
【方法】仰向けで骨盤を前後に傾ける 【効果】体幹安定化 【回数】10回×2セット
3. 部分的上体起こし
【方法】肩甲骨が浮く程度に上体を上げる 【効果】腹筋強化(腰に優しい) 【回数】10回×3セット
4. キャット&カウ
【方法】四つん這いで背中を丸めたり反らしたり 【効果】脊椎柔軟性向上 【回数】10回×3セット
避けるべき5つの動作
- 重い物の持ち上げ → 椎体ずれ悪化の恐れ
- 高衝撃スポーツ(ランニング・バスケなど)
- 腰を深く曲げる/反らす動作
- フルシットアップ(過度な腹筋運動)
- 長時間の同一姿勢
治療オプション比較
治療法 | 効果 | 注意点 |
---|---|---|
理学療法 | 筋力強化・可動域改善 | 専門家指導必須 |
鍼灸 | 痛み緩和(70%改善報告) | 有資格者選択 |
カイロ | 脊椎調整(85%有効) | 画像診断後が理想 |
専門家からのアドバイス
「腰椎すべり症は適切なストレッチで症状改善が可能ですが、自己判断は危険です。必ずMRI等の画像診断を受けてから治療計画を立てましょう」
まとめ
- タイプ別に適切な対処法が異なる
- ストレッチは「痛くない範囲」で継続
- 悪化させる動作は厳禁
- 専門家の指導が最も重要
適切なケアで、腰の不安定性と上手に付き合っていきましょう。
多田治療院
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