急性→慢性まで対応!国家資格者が教える腰痛治療の黄金バランス【治療期間目安付き】」
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腰椎(ようつい)は、背中の下のほうにあり、立ったときや運動する際に体重やぶつかる衝撃を受けます。
これらの力を分散し、吸収するために腰椎を支える筋肉が大切です。
これらの筋肉は「深部の安定筋」と「表層の運動筋」に分かれていて、深部の安定筋は細かい動きや背骨の位置を正しく保つ役割があり、
表層の筋肉は大きな動きや姿勢を支える役割を持っています。
腰痛に関係する主な筋肉
以下の表は、腰痛のときに特に負担がかかる3種類の筋肉の働きや、痛みが生じる理由を簡単にまとめたものです。
筋肉の名前 | 役割 | 痛みの原因になるポイント |
---|---|---|
多裂筋 (Multifidus) | 背骨の各部分をしっかり支え、細かい動きを調整する | この筋肉が弱くなったり細くなったりすると、背骨の安定性が失われ腰痛に繋がる。 |
脊柱起立筋群 (Erector Spinae) | 背中を伸ばしたり、体を左右に曲げたりして姿勢を保つ | 長い時間、無理な姿勢や重い荷物で負担がかかると、疲労や炎症が起きやすい。 |
腰方形筋 (Quadratus Lumborum) | 体の横を支え、体を回すときの動きを助ける | 姿勢が悪い場合や、左右のバランスが崩れると、腰の片側に強い力がかかって痛む。 |
筋肉バランスが崩れると腰痛に…
これら3つの筋肉は、普段から協力して腰椎を安定させています。
しかし、たとえば長時間の座り仕事や無理な運動、姿勢の悪さなどで筋肉のバランスが乱れると、どこかに負担が集中します。
すると、腰が不安定になり、慢性的な腰痛の原因になることがあります。
海外の研究でも、特に深部の多裂筋が弱くなると腰椎が不安定になりやすいと報告されています。
多田治療院の腰痛へのアプローチ
東京都中央区にある多田治療院では、腰痛の原因を次の2つの視点から丁寧に見極め、治療を行っています。
1. 深部の安定筋を強化
- 多裂筋のケア
小さな筋肉である多裂筋が弱くなると、背骨の微妙な位置が乱れます。
多田治療院では、ストレッチや軽いマッサージを通じてこの筋肉をしっかり働かせ、腰椎の安定性を保つことを目指します。
2. 表層の運動筋のサポート
- 脊柱起立筋群と腰方形筋の調整
体全体を支える大きな筋肉が、長時間の不良姿勢で疲れやすいのが特徴です。
治療では、姿勢の指導と適切なエクササイズを取り入れることで、これらの筋肉の負担を和らげ、自然なバランスを取り戻します。
多田治療院での腰痛治療の一般的な目安
症状の状態 | 目安の治療期間 | 推奨される治療頻度 | 備考 |
---|---|---|---|
急性腰痛(軽度) | 約1~2週間 | 週2~3回 | 軽い負担や一時的な痛みの場合、初回の治療で改善を感じることも多い。 |
中等度の腰痛 | 約3~6週間 | 週1~2回 | 筋肉のバランス改善や腰椎の安定性向上を目指す治療プログラム。 |
慢性腰痛(重度・長期化) | 3ヶ月以上 | 1~3週に1回の定期治療+個別アプローチ | 長期的なプログラムで根本からの改善を図り、生活習慣の見直しもサポート。 |
参考リンク
- → 多裂筋の機能低下と腰椎の不安定性が腰痛に与える影響についての学術的解説です。
- → 腰痛治療の専門家による情報や最新の治療法が紹介されています。
- → 健康に関する信頼できる情報を発信している公的機関です。
まとめ
腰痛は、深部の安定筋(多裂筋)と表層の運動筋(脊柱起立筋群、腰方形筋)のバランスが崩れることで起こります。
多田治療院では、これらの筋肉を見直し、個々に合わせた治療を行うことで、腰の痛みを和らげるとともに、再発を防ぐためのサポートをしています。
もし腰痛にお悩みなら、ぜひ専門家の手によるケアをお試しください。
多田治療院では、一人ひとりの状態に合わせた治療プランで、健康な腰への回復を目指します!
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
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