背中の痛み、こり(肩甲骨の間が痛い、首の下のほうが痛い、腰より少し上が痛い)

背中の痛み、こりは、現代病と言ってよいほど最近多く見られる症状です。
しかし、背中の痛み(こり)でも様々な発症場所があります。

肩甲骨の間が痛い
首の下のほうが痛い
腰より少し上が痛い

これらが訴えられる症状のベスト3です。

そして、それぞれアクセスする治療ポイントが変わってきます。

今回はそれについて書いていきたいと思います。

肩甲骨の間が痛い

というのは、筋肉でいうと

菱形筋
脊柱起立筋

に疲労が溜まっているケースが多いです。

菱形筋は、肩甲骨と背骨を繋いでいる筋肉で、拮抗筋(バランスを取っている筋肉)に大胸筋(胸の筋肉)があります。ですから、背中の痛みがあっても大胸筋の筋肉のバランスを取らないと背中の痛みは消失しないのです。

脊柱起立筋の場合は、長い筋肉で腰から首まで背骨の脇を通っている筋肉です。ですから、首や腰の治療をしないと背中の痛みが消失しないわけなんです。

首の下のほうが痛い

というのは、筋肉でいうと

板状筋
上後鋸筋
肩甲挙筋

に疲労が溜まっているケースが多いです。

板状筋

首の一番上の骨から背中の5番目の骨までくっ付いているので首の治療をよくします。

上後鋸筋
この筋肉は、首の5番目と背中の2番目のの骨から肋骨までくっ付いている息を吸う時に引き上げる筋肉です。
呼吸筋と関与しているのでそれを緩める治療をしないとこの筋肉の緊張は緩んできません。

肩甲挙筋は、字の通り肩甲骨を挙げる(肩をすくめる)時に使う筋肉です。
これは、肩甲骨の動きを良くしてあげないと痛みが消失しないんです。

腰より少し上が痛い

というのは、筋肉でいうと

僧帽筋
広背筋

に疲労が溜まっているケースが多いです。
僧帽筋は、肩こりの時に良く聞く筋肉ですが実は背中の7番目の骨にくっ付いています。

広背筋は、同じく背中の7番目の骨に付いている筋肉ですが、上腕骨小結節という肩に近い部分にも付着しています。
ですから、肩関節を治療しておかないと、このケースの背中の痛みは改善しないんです。

背中の痛みについて書きましたがあくまで筋肉の問題のケースです。

背中の痛みは、筋肉以外にも内臓の問題もあります。

内蔵の問題といっても手術適応の疾患から炎症、疲れの問題まであります。

背中の痛みは、筋肉原因ではなく内臓由来の場合もあります。

胃炎、膵炎、肺炎、肝炎、喘息、腎臓結石、胆石、心臓疾患、など・・・
これらは、病院適応の疾患になります。
精密検査で判別がつきますので掛かりつけの病院に行かれて治療される事をお勧めします。

しかし、血液検査や病院の診断では出にくい内臓疾患もあります。
例えば、

「昨日食べ過ぎた」

「飲みすぎた」

「風邪で咳が止まらなかった」
などで背中が痛い場合は、カイロプラクティック鍼灸、マッサージなどに掛かられると楽になってくると思いますので是非いらっしゃってみてください。