眠りの質を劇的に変える?
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【患者さん】「夜中に何度も目が覚めてしまうんです…」
【患者さん】先生、最近夜中に何度も目が覚めてしまって、熟睡できないんです…。
4~5回は起きちゃいますかね。
睡眠外来で弱い睡眠薬ももらったんですけど、あんまり効き目がなくて…。
【私】それはお辛いですね。夜中に何度も目が覚めるのは、 中途覚醒 と呼ばれる症状で、様々な原因が考えられます。
【私】「 はちみつ を寝る前にスプーン一杯舐めてみませんか?」
【私】うちに来ている患者さんから聞いたのですが、その1さじのはちみつで夜中に起きる回数が2~3回に減ったとおっしゃっていました。
【私】実は、はちみつには睡眠の質を向上させる可能性があるという研究結果もあるんですよ。
[はちみつと睡眠の関係]
- はちみつの摂取により、血糖値 が緩やかに上昇
- インスリンの分泌が促進
- トリプトファン (必須アミノ酸) が脳へ運ばれやすくなる
- セロトニン (幸せホルモン) の生成を促進
- メラトニン (睡眠ホルモン) の生成を促進
- 質の高い睡眠 へ
なぜはちみつが睡眠に良いか?説明
【私】はちみつに含まれる 天然の糖分が、血糖値を緩やかに上昇 させることで、インスリン というホルモンの分泌を促します。
すると、トリプトファンという必須アミノ酸が脳に運ばれやすくなるんです。
すると、トリプトファンという必須アミノ酸が脳に運ばれやすくなるんです。
【患者さん】トリプトファン…?
【私】トリプトファンは、セロトニン という、心を安定させたり、幸福感をもたらすホルモンを作る材料となるんです。
さらに、セロトニンは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの生成にも関わっています。
さらに、セロトニンは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの生成にも関わっています。
【患者さん】へぇー!はちみつを食べるだけで、そんなに複雑なことが起こってるんですね!
【私】そうなんです。 はちみつはまるで、脳に休息を促すための役割を果たしているのかもしれませんね。
どんなはちみつが良いの?
【患者さん】ところで先生、どんなはちみつでも良いんですか?
【私】そうですね、基本的にはどんなはちみつでも良いと思いますが、 マヌカハニー は 血糖値の上昇が緩やかなので、より効果的かもしれません。
【患者さん】マヌカハニー…なんだか高級そうですね。
【私】ふふふ、そうですね。 マヌカハニーは、はちみつ界の女王様と呼ばれているんですよ。
注意
【私】ただし、 はちみつの過剰摂取は、肥満や虫歯のリスクを高める可能性があるので、 寝る前にスプーン一杯程度にとどめておきましょう。
【患者さん】わかりました!
まとめ
ぜひ、寝る前にスプーン一杯のはちみつを試してみてはいかがでしょうか?
睡眠の質を高めるためには、 規則正しい生活習慣や適切な睡眠環境を整えることが大切です。
はちみつはあくまで、 質の高い睡眠をサポートするアイテムの一つ と捉えてください。
多田治療院
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