季節の変わり目、体調不良の犯人はヤツだ!
Table of Contents
季節の変化と体調不良の深〜い関係
「あぁ、またこの季節が来たな…」
そう思わずつぶやいてしまう瞬間、ありませんか?
冬の寒さに震えながら「夏が恋しい」と思い、夏の暑さにうだりながら「冬がいい」と嘆く。
人間って、なんてわがままな生き物なのでしょう。
でも、そのわがままの裏には、実は体が発するSOSが隠れているんです。
気温の変化で体は大忙し!
まずは気温の変化から。
冬になると、気温がグンと下がりますよね。
「寒い!」と感じた瞬間、体はフル稼働。
交感神経が「よし、体温を上げるぞ!」と張り切り、血圧や心拍数が上がります。
でも、その張り切りすぎが仇になることも。
肩こりや腰痛がひどくなるのは、筋肉が緊張しすぎているから。
「冬は体が重い…」と感じるのは、気のせいじゃないんです。
一方、夏はどうでしょう?
「暑い!」と感じたら、今度は汗をかいて体温を下げようとします。
でも、汗をかきすぎると、水分や電解質が失われて脱水症状や熱中症のリスクが高まります。
「夏バテ」って言葉があるくらいですからね。
体は季節に合わせて頑張っているのに、なぜか私たちは不調を感じてしまう。
なんとも皮肉な話です。
日照時間の変化で心も揺れる
次は日照時間の変化。
冬は日照時間が短くなり、副交感神経が優位になります。
「なんだか眠い…」「やる気が出ない…」
これ、実は体の自然な反応なんです。
でも、それが過ぎると「冬季うつ」と呼ばれる状態に陥ることも。
「布団から出たくない…」という気持ち、わかります。
逆に夏は日照時間が長くなり、交感神経が優位になります。
「やる気満々!」と思いきや、イライラや不安がつのることも。
「なんでこんなにイライラするんだろう?」
それ、日照時間のせいかもしれませんよ。
湿度の変化で呼吸も大変
そして湿度の変化。
冬は空気が乾燥し、のどや鼻の粘膜がカラカラに。
「風邪をひきやすいなぁ」と思ったら、湿度の低さが原因かも。
さらに、花粉やPM2.5が舞いやすくなり、アレルギー症状が出ることも。
「くしゃみが止まらない!」という方は、湿度の低さに要注意です。
夏は逆に湿度が高くなり、ジメジメした空気が呼吸器系に負担をかけます。
「息苦しい…」と感じたら、湿度の高さが原因かもしれません。
鍼灸マッサージ、整体で体調管理!
さて、ここまで読んで「じゃあ、どうすればいいの?」と思った方へ。
私がおすすめするのは、鍼灸マッサージや整体です。
なぜかって?
その理由は3つ!
- 自律神経の調整
季節の変化で乱れた自律神経のバランスを整えてくれます。
「なんだか調子が悪いな…」という時にこそ、プロの手を借りてみては? - 血行促進
血行が良くなると、体温調節や筋肉の緊張が改善されます。
「肩こりがひどい…」という方にもぴったりです。 - 免疫力向上
免疫力がアップすれば、季節性の病気にかかるリスクも減ります。
「風邪をひきやすい…」という方には特におすすめです。
具体的な研究例もチェック!
「本当に効果あるの?」と疑っている方へ、具体的な研究例をご紹介。
- 2017年の研究
花粉症患者に鍼灸治療を行ったところ、鼻水やくしゃみの症状が改善されたという報告があります。
「花粉症で悩んでいる…」という方は、ぜひ試してみては? - 2018年の研究
インフルエンザ患者にマッサージ治療を行ったところ、発熱や倦怠感の症状が改善されたという報告があります。
「風邪をひいたかも…」という時にも、マッサージが役立つかもしれません。
最後に
季節の変化は避けられないもの。
でも、その変化にうまく対応することで、体調不良を予防することはできます。
「なんだか調子が悪いな…」と思ったら、ぜひ鍼灸マッサージや整体を試してみてください。
体が喜ぶこと間違いなしです!
それでは、季節の変化に負けず、元気に過ごしましょう!
参考文献
- 野村正美、他:季節性情緒障害の診断と治療のガイドライン(2021年版)。日本うつ病学会. 2021.
- 西村秀人、他:冬季うつ病の治療戦略。精神科治療学. 2018;35(10):1247-1254.
- 坂田英之、他:花粉症の治療戦略。アレルギー. 2018;72(10):1239-1245.
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能