側頭部(頭の横)の頭痛

頭の横の部分が痛いという事で来院された20代女性。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医療機関で検査したけれども、脳血管疾患や血圧には問題ないと診断されたそうです。

夕方6時辺りに痛みが出現するそうです。

検査させていただくと、両方のふくらはぎがパンパン、腰は板が入っているかのような硬さ、目はちょっと充血。

まず、ふくらはぎが硬いのは何故気にかけるのかというと、ふくらはぎの筋肉は、立っている時に初めて筋力を使うため、重力のかかっていないうつ伏せで硬くなるのは異常なんです。

そして、ふくらはぎが硬い人は、踵側にふくらはぎの筋肉が引っ張られています。(背屈)

そうすると、太腿後側の筋肉が引かれて骨盤が後下方に引っ張られます(猫背状態)

この状態だと(人間だと)腰、背中ともに緊張してきます。そして、5キロ前後ある頭を首の筋肉で引っ張り続けているわけです。

背中が猫背になると、背中の肋骨の無い部分にある腎臓が冷えて疲れてきます。

そうすると、顎が上がります。

その状態が生活の中で常に続くと、後頭部が詰まった感じになってきます。その時に起こりえる症状が原因不明の血圧上昇や鼻血が出ます。

更にその状態が続くと今度は、側頭筋が横に広がってくる為、こめかみの痛みや目の痛み充血、噛み合せの異常を感じたりします。

ですから、この女性の治療は腰を真っ直ぐ維持出来る様な治療をしました。側頭頭痛はその場で7割緩和しましたが、又生活リズムが悪ければすぐに出現してしまいます。その点を伝えて、治療は終了しました。

 

 

多田治療院
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