呼吸で肩こり改善!横隔膜の正しい使い方とエクササイズ法
Table of Contents
呼吸を変えないと肩こりは改善しない。
なぜなら、横隔膜を最適に使って息を吸わないと、圧力の低下による恩恵を受けられないため、
上半身(背中、首、肩)の筋肉を使って胸郭を垂直に持ち上げ、空気を吸い込んでしまいます。
普通の状態であれば、呼吸の主な筋肉である横隔膜が、ほとんど意識せずに息を吸い始めるはずです。
息を吸う時は、横隔膜が収縮して平らになり、肋骨が垂直方向よりも水平方向に動くにつれて下がり、肺が膨張するスペースが生まれます。
この動作により胸郭(胸郭内の空間)の圧力も下がり、上半身に余分な力を入れたり上方に動かしたりしなくても、肺に空気を引き込む力が生まれます。
肩で息をするというのは、そういう事です。
人は毎日最大 24,000 回も呼吸するため、呼吸に間違った筋肉を使っていれば、一日中知らないうちに筋肉が収縮し、
伸ばすことのできない慢性的な緊張状態が生まれます。
呼吸にどのくらい影響力があるのかというと
メジャーリーグの野球チームに呼吸が姿勢や動きにどう影響するかを紹介するときは、ピッチャーを部屋の前に呼び、
全員が見えるように肩の可動域を素早く測定します。
その後、以下で説明する姿勢呼吸エクササイズ を一通り実行してもらいます。
その後、肩の可動域を再度測定すると、ほとんどの場合、可動域がすぐに目に見える形で広がります。
30% も広がることもあります。
当院の治療ではどの様な事をするか?
まず、背筋と腹筋のバランスを整えることで、体の前かがみの姿勢が改善され、肺の圧迫を防ぐことができます。
次に、呼吸をするための肺と密接に関連する内臓(胃や肝臓など)や背中側にある腎臓の周りの筋肉が硬くなっていないか確認します。
そして、優しくマッサージして柔かくします。
又、横隔膜は背中の12番目の骨に付いているので、その筋肉を緩めます。
姿勢呼吸エクササイズ
「5-7-3」パターンを使うと、長く深い呼吸と長い吐き出しを練習できます。
5 カウントで吸い込み、7 カウントで吐き出し、3 カウントで息を止めます。
この呼吸を日中は、一時間に一回(1~3分)行います。
家で体を横に出来る場合は、
仰向けでお尻を浮かして呼吸エクササイズをします。
身体の緊張状態でリラックスして呼吸できる為の訓練です。
後は、
横向きで体を開いた状態。
手を開いた状態。
これらのエクササイズを毎日実践すると、約 2 週間後には、全体的な姿勢、可動性、呼吸の乱れに関連する慢性的な痛みに良い変化が見られるようになるはずです。
治療にも是非お越しになって下さい。
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
※治療費用
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。