ポッコリお腹と腹痛(過敏性腸症候群)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、腹痛症状としてある方で医師に診断していただくと、過敏性腸症候群と診断された方がいらっしゃいます。

では、なぜ過敏性腸症候群になるか?

過敏性腸症候群は、自律神経異常や精神的ストレスが原因とされています。この症状は、周期的に腹痛が起こります。

便秘、下痢を繰り返したり、緊張する場(仕事、学校など)で起こるなどがあります。

この周期的な腹痛というのは、出産のときの陣痛と似ています。最初は長い間隔で痛みがやってきて、次第にその間隔が短くなります。

痛いときは猛烈に痛いのに痛くないときは、さっきの痛みは無かったように消失します。この周期性は、子宮の平滑筋が周期的に強く

収縮する為に起こるもので分娩が近くなると収縮の周期が短くなるので痛みの周期も短くなるんです。

では、陣痛でもないのに腹痛に何故周期性があるのか?

腹痛に周期性がなぜあるのかというと腸の蠕動運動に関係がある場合が多いです。

蠕動運動とは、腸管が収縮、弛緩を繰り返して、食べ物を肛門に送り出そうとする運動のことです。

子宮が赤ちゃんを押し出そうとすることで陣痛が起こるように、腸が食べ物を肛門に送り出すための収縮で痛みが起き、

弛緩することで痛みが和らぐという事と同じになります。

ただ、全ての痛みに周期性があるわけでなく腹痛の原因や痛みが起こった時間帯によって

周期性の無い場合もあります。痛みの周期性は、内蔵を支配する自律神経の中の交感神経の緊張が周期性をもたらしていると考えられています。

腸の蠕動運動と自律神経の関係性は、交感神経が緊張すると激しくなり、副交感神経が強くなると弱くなります。

ですから、寝ているときは副交感神経が優位になるので、昼間ほどは過敏性腸症候群の症状が出にくい訳なんです。

この腹痛の原因となる自律神経(交感神経、副交感神経)は、体に緊張と弛緩をもたらします。

 

それが、交互に繰り返されるとお腹に炎症を起こしてしまいます。

炎症が起こると、体は自衛反応で水分をお腹に集中させて炎症を抑えようとします。

これが、ポッコリお腹の原因となります。

ですから、自律神経の治療が必要になります。そして、内臓の炎症が起こっている部分を治療しなければ過敏性腸症候群も治癒しない訳なんです。

 

 

多田治療院
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