治らない坐骨神経痛は貧血が原因?内臓下垂との驚きのつながり
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はじめに
坐骨神経痛の原因の一つに「内臓下垂」があります。
内臓下垂は、内臓を支える組織が弱くなることで起こりますが、その要因の一つに「貧血」が挙げられます。
貧血によってコラーゲンの力が低下し、内臓を支える組織が弱くなり、下垂してしまうのです。
今回は、貧血の種類やその原因、対策について詳しく解説します。
貧血とは?
血液の成分の約45%は赤血球で、赤血球は全身の細胞や内臓に酸素を運ぶ役割を担っています。
赤血球が不足すると、体内の細胞が酸欠状態になり、貧血が起こります。
症状としては、動悸、息切れ、めまいなどが代表的です。
貧血の種類と原因
大きく6種類に分けられます。それぞれの特徴と原因を表にまとめました。
種類 | 特徴 | 原因 | 注意点 |
---|---|---|---|
1. 鉄欠乏性貧血 | 貧血のほとんどがこのタイプ | 体内の鉄分不足によりヘモグロビンが作られなくなる | 女性に多く、月経が関係している場合がある |
2. 再生不良性貧血 | 骨髄機能の低下により赤血球が作られなくなる | 骨髄障害や赤芽球の問題 | 先天性は稀だが、放射能被曝が原因となることもある |
3. ビタミンB12欠乏性貧血・葉酸欠乏性貧血 | 巨赤芽球性貧血や悪性貧血とも呼ばれる | ビタミンB12や葉酸の不足 | 胃の手術を受けた人、高齢者、乳がん患者、慢性アルコール中毒者、妊婦に多い |
4. 続発性貧血 | 他の疾患が原因で起こる貧血 | 心臓病、肺・腎臓・肝臓の病気、リウマチ、がん、寄生虫感染など | 原因疾患の治療で改善される |
5. 溶血性貧血 | 赤血球が破壊されることで起こる | 先天性または細菌感染、自己免疫性による後天性 | 赤血球の破壊と生産のバランスが崩れる |
6. 失血性貧血 | 急性(大けがや手術)と慢性(胃潰瘍、痔、月経過多)に分かれる | 大量出血または長期的な少量出血 | 女性の鉄欠乏性貧血の根本原因として多い |
貧血の対策と治療
貧血の治療は、基本的に西洋医学(投薬や手術)が適応されます。
しかし、以下のようなケースでは、カイロプラクティックや鍼灸、マッサージが有効です。
1. 疲れによる酸素吸収不足
- 対策:全身の血流を改善する施術が効果的です。
2. 全身の血流の悪さ
- 対策:カイロプラクティックや鍼灸で血流を促進します。
3. 胃炎や胃弱による貧血
- 対策:胃の状態を改善することで、貧血の予防や胃がんへの進行を防ぎます。
生活改善の重要性
貧血の改善には、治療だけでなく生活習慣の見直しも重要です。
以下のポイントを意識しましょう。
改善ポイント | 具体的なアクション |
---|---|
食事 | 鉄分、ビタミンB12、葉酸を積極的に摂取する |
運動 | 適度な運動で血流を促進する |
ストレス管理 | リラックスできる時間を作り、ストレスを軽減する |
多田治療院でのアプローチ
当院では、貧血による内臓下垂や坐骨神経痛に対して、カイロプラクティックや鍼灸、マッサージを組み合わせた施術を行っています。
生活改善のアドバイスも含め、患者さん一人ひとりに合った治療プランを提供します。
アクセス情報
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。
まとめ
貧血は、坐骨神経痛や内臓下垂の原因となるだけでなく、日常生活にも大きな影響を与えます。
適切な治療と生活改善で、健康的な体を目指しましょう。
当院では、患者さんの状態に合わせた施術とアドバイスを行っています。お気軽にご相談ください。