座り方が原因?太ももの裏の痛みを解消する方法
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座り方が悪いと太ももの裏が痛くなる理由と改善方法
痛みが出る理由
お尻の筋肉が弱くなる
- 長時間座っていると、お尻の筋肉(臀筋)が弱くなり、股関節の前の筋肉(股関節屈筋)が硬くなります。
- お尻の形が変わり、平らになってしまうこともあります。
- これにより、姿勢が悪くなり、腰痛や肩こりの原因になります。
- 前ももが太くなってしまうこともあります。
- 運動能力が低下し、歩く、走る、ジャンプするなどの動作がスムーズに行えなくなります。
圧迫と血行不良
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- 長時間座っていると、お尻の骨(坐骨結節)に体重がかかり続け、圧迫されて痛みが出ます。
- 足の血行が悪くなり、しびれや痛みが生じます。
- 神経が圧迫されることもあり、特に坐骨神経が圧迫されると、お尻から足にかけて痛みが走る坐骨神経痛になることがあります。
改善方法
治療を受ける
椅子の圧力により臀部の下に痛みを感じる場合は、マッサージを集中的に行う必要があります。

お尻の奥にある梨状筋。
これは長時間座っていると影響を受けやすい筋肉であり、その部分に痛みを引き起こす可能性があるためです。
具体的には、指または親指で深部組織に圧力をかけることで梨状筋内のトリガーポイントをターゲットにします。
テクニカルマッサージ

仰向けまたは横向きに寝た状態で、梨状筋にしっかりと圧力をかけながら、深部組織マッサージのテクニックを使用します。
重要な考慮事項
資格を持ったマッサージ師でない場合は、この部位をマッサージする前に専門家に相談してください。
不適切なテクニックにより痛みが悪化する可能性があります。
当院では、関連する痛みに対してマッサージを検討すべきその他の部位として

臀筋
より大きな大臀筋と中臀筋も長時間座っていることで影響を受け、臀部の痛みの一因となる可能性があります。
ハムストリング(太ももの裏)
ハムストリングが硬くなると、臀部の筋肉が引かれるので、筋肉を優しくストレッチしたりマッサージしたりすることも効果的です。
普段から気をつけて、生活でチェックする所
正しい姿勢を保つ
背筋を伸ばし、肩を落とす。
腰を支えるクッションを使う。
足の裏を床につけ、膝を90度に曲げる。
パソコンの画面を目の高さに合わせる。
定期的に立ち上がる
30分~1時間ごとに立ち上がり、ストレッチや軽い運動(ジャンプ)をする。
お尻の筋肉を鍛える運動
グルートブリッジ
仰向けに寝て膝を曲げ、お尻を持ち上げる運動。
股関節屈筋ストレッチ
膝立ちになり、股関節を前に押し出すストレッチ。
梨状筋ストレッチ
床に座って足を伸ばし、片方の足を反対側の膝の上にのせて行うストレッチ。
フォームローラー
お尻や股関節の筋肉をほぐすための器具。
生活習慣を改善する
スタンディングデスクを使う:座る時間と立つ時間を交互にすることで、お尻への負担を減らすことができます。
定期的な運動:ウォーキング、ジョギング、ヨガなど。
適切な職場環境を整える:正しい姿勢を保てるように、机や椅子の高さを調整する。
ストレッチを毎日行う:筋肉の柔軟性を保ち、緊張を和らげます。
これらの対策を続けることで、太ももの裏の痛みを改善し、再発を防ぐことができます。
当院でも、改善、再発防止の為に、ここに様々な事を書いてきます。
中々改善しない、早く改善させたいという人は、治療にお越しになって下さい。
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
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