走ると膝が痛い

ここ近年、空前のマラソンブームです。皇居の周りは、平日の昼間でもとてもランナーが多いです。皆さん寸暇を惜しんで頑張っておられます。

人間の血液の70%は下半身に集中していて心臓の拍動で全身に血液は回りますが、末梢に
いった血液は筋肉の収縮によってしか戻って循環しない為、「走る」「歩く」というのは
とても良い事なんです。

しかし、最近

「走ると膝が痛い」という方が多く来院されます。

では、どうして痛くなるのでしょうか?

大きく分けて3つの誘因があると思います。

1.筋力(持久力)

2.フォーム

3.腰

この3つが改善すると膝の痛みが格段に改善するケースが多いです。

1.筋力(持久力) 右膝の痛み編

もちろん、走る為には筋力が必要です。しかし、この筋力はテニスをする筋力やゴルフする筋力などとは異なってきます。特にマラソンをする場合は、筋持久力が特に重要になってきます。

マラソンで必要とされる筋持久力は、短距離走や砲丸投げなどで使われる瞬発的に最大筋力を出す物とは違い長時間にわたり比較的小さな力を発揮する為の筋力になります。

この肝臓が疲れてしまうと、筋持久力が低下してきます。
これは、肝臓にはグリコーゲンという糖質の体内エネルギーが使われ始めます。
普段とは違い、活発に働き始めるので、肝臓に熱を持ち始めます。
そうすると、人間の肝臓はほとんどの人が右側にあり、そこに熱を持ったことにより、体内の水分が体の右側に集まってきてしまいます。
その状態で走り続けるとランニングフォームが崩れてきて、右に荷重がかかる分、右膝の内側や膝の下側に痛みが出てきてしまうわけなんです。

この右膝の痛みが出やすいタイプは

・飲酒率が高い人
・ダイエットなどをする女性
・油物が好きな人
・睡眠時間の足りない人
・薬を飲んでいる人
・風邪を引いている人

などがある人に出やすいです。

普段から上記のような生活を改善するようにすると右膝に痛みが出にくくなります。

改善するのには時間が最低3ヶ月かかります。
「今週、マラソン大会に出るからもう遅い」
という人は、最低でも右膝に走りはじめからサポーターを着けると良いでしょう。

そのサポーターも膝頭の下で

付けられると良いと思います。

2.フォーム

それ以外にも走ると膝が痛む理由にランニングフォームがあります。

走る時に姿勢が悪く、前かがみになると体重が前にかかってきます。
そうすると大腿四頭筋という筋肉に負担がかかり、この筋肉が膝の皿の下についている為(だからサポーターは膝頭の下)、膝の下側が痛くなってきます。
又、走る時に股関節をうまく使っていないと同じように膝が痛くなってきます。

ランニングフォームの崩れの原因の1つとして腕の振りもあります。
きちんと腕が振れていると姿勢よく脚はしっかりと前に振り出されます。
手を振らないで走ってみると脚の出方の悪さよ違和感が解ると思います。

この症状の場合は、炎症が出るので必ず病院などでは安静にしていて下さい。と指示が出ると思います。安静にしていれば炎症は引いて痛みもなくなりますが、走れば又炎症を起こしてきます。
その繰り返しを続けていると最終的には変形性膝関節症になってしまうので、歩き方、ランニングフォームは是非チェックしてみてください。

3.腰

膝が痛い要因に筋力(持久力)、フォームについて書きました。

この要因全てに関与してくるのが

なんです。

腰には、前後左右のバランスを取る機能があります。腰の3番目の骨は前後のバランスを取り、4番目の骨は左右のバランスを取る機能があります。

前後のバランスが崩れれば膝の下やふくらはぎが痛みますし、左右のバランスが崩れれば膝の内側、外側が痛みます。

もう1つ重要なのが骨盤です。
骨盤には、膝に付着している筋肉が多々あります。

縫工筋(骨盤から膝の内側)
大腿直筋(骨盤から膝の下側)
大腿筋膜張筋(骨盤から膝の外側)

これらが骨盤の硬さにより引っ張られていると走っているうちに炎症が起きてきて痛みが出ます。

ですから、自分では腰のストレッチをよーくする事と治療院などに行って骨盤を正しい位置に調整してもらうと良いでしょう。

多田治療院
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