【最新版】腰痛の種類と治療法|腰の上部・下部の原因&ストレッチ
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腰痛の種類と治療法
腰痛で来院される方の中には、腰の上部が痛む人と腰の下部が痛む人がいます。
同じ腰痛でも、痛みの原因が異なり、治療法やセルフケアの方法も変わります。
この記事では、腰痛のタイプごとに原因を解説し、それぞれに合ったストレッチと予防方法を紹介します。
腰の下部が痛む人の原因
腰の下部の痛みは、下半身のねじれによる影響が大きいです。体のバランスが崩れると、腰に負担がかかり痛みが発生します。
関連する筋肉
大腰筋(だいようきん) この筋肉は、股関節の内側から腰の骨・胸の骨につながる重要な筋肉です。
足首、膝、股関節、ふくらはぎ、太ももの筋肉が乱れると、大腰筋へ負荷がかかり、腰痛につながります。
治療方法
当院では、腰だけでなく下半身全体の治療を行い、バランスを整えることで痛みを軽減します。
腰の上部が痛む人の原因
腰の上部の痛みは、上半身の筋肉の影響が関与しています。背中や首の筋肉が緊張すると、腰の上部にも痛みが出やすくなります。
関連する筋肉
広背筋(こうはいきん) 背中の7番目の骨から腰椎、骨盤の上縁(ウエストの骨)、肩(上腕骨)まで伸びる筋肉です。
脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん) 後頭部から仙骨(骨盤の下部)まで広がる筋肉で、背骨を支えます。
治療方法
腰は上半身の筋肉と連動しているため、腰痛を改善するには背中や首のケアも必要です。単に腰をマッサージするだけでは根本的な解決にはなりません。
腰痛改善のストレッチ
腰痛のタイプ別に効果的なストレッチを紹介します。
腰の下部が痛む人向けストレッチ
沈み込みストレッチ
お辞儀ストレッチ
仰向けストレッチ
ハムストリングスストレッチ
股関節エクササイズ
動作 | 方法 | セット数 |
---|---|---|
沈み込みストレッチ | 深くしゃがみ込み、10秒キープして戻す。 | 6セット |
お辞儀ストレッチ | ひざを曲げ、前かがみになり10秒キープ。 | 6セット |
仰向けストレッチ | 足を抱えて10秒、伸ばして10秒を左右交互に。 | 6セット |
ハムストリングスストレッチ | 太ももの裏を30秒伸ばす。 | 3セット |
股関節エクササイズ | 支えを持ち、足を前後に振る。 | 片足3分 |
寝る前や起床後に1日3回行うと効果的です。
腰の上部が痛む人向けストレッチ
広背筋ストレッチ
うつ伏せストレッチ
背伸びストレッチ
動作 | 方法 | セット数 |
---|---|---|
広背筋ストレッチ | 左右に10秒ずつ伸ばす。 | 3セット |
うつ伏せストレッチ | 30秒間体を伸ばす。 | 3セット |
背伸びストレッチ | 体を起こして10秒キープ。 | 3セット |
痛みが強い人は1時間に1回のストレッチをおすすめします。
腰痛予防と専門治療
腰痛は、生活習慣や姿勢の影響を受けやすいため、毎日のケアが健康貯金につながります。
予防のために大切なこと
- 正しい姿勢の保持:座るときも背筋を伸ばす。
- 適度な運動:筋肉をほぐし、血流を促進。
- ストレス管理:自律神経を整える。
- 十分な休養と栄養:筋肉の修復を助ける。
専門的な施術のすすめ
腰痛が慢性化している場合や急性の痛みがある場合は、整形外科、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージなどの専門治療を受けることをおすすめします。
当院では、腰痛のタイプを診断し、最適な治療を提案しています。
まとめ
腰痛には、腰の上部が痛むタイプと腰の下部が痛むタイプがあり、それぞれ原因や対策が異なります。
ストレッチや運動を取り入れて予防しつつ、必要に応じて専門的な治療を受けましょう。
腰痛改善は、未来の健康貯金! 毎日のケアで腰を守り、快適な生活を送りましょう。
この説明を通して、腰痛の種類や対策、セルフケアの重要性が少しでも伝われば幸いです。
多田治療院
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