前立腺肥大

当院でも多く来院される疾患で加齢してくると多くの男性に見られる前立腺肥大

前立腺というからには、分泌される液体があるのですが、この液体はは精液の構成成分で体外に射精された精液中の精子を保護したり、精子を作る為に必要な成分が入っていたりします。

ですから、加齢してくると女性の閉経と一緒で生殖能力が必要でなくなる年になると、前立腺は萎縮するか肥大するかのどちらかになってきます。

子宮筋腫と過程が似ているのですが、食生活が豊かになってきて栄養が豊富になると、女性の場合は、子供をはぐぐむ為に子宮に栄養を、

男性は、子孫を残す為に前立腺に栄養が過度に行き過ぎる為に起こってくると思われます。

では、前立腺肥大はどの様な症状なのか?

前立腺は、赤文字の位置にあるため、肥大してくると尿道、膀胱を圧迫する為、

1.出るまでの息み時間が長いこと。

2.チョロチョロしか出ない状態。
3.尿が散るために便器を汚してしまう状態。
4.尿の最後の方がポタポタしか出ない状態。
5.排尿直後にまだ出し足りない感じがすること。
6.常に尿意が襲ってくる状態。
7.頻繁な尿意のために足繁くトイレで排尿すること。
8.就寝してから排尿のために、何度もトイレに足を運ぶこと。
9.黄色透明の正常な尿が混濁し汚れた状態。
10尿がほとんど出なくなる。
(wikipedia参照)

これらの排尿に関する症状が出てきます。

では、どの段階になったら病院に行ったらよいか?

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ泌尿器科学会(AUA)参照

合計点数が0~7点は軽症、8~19点では中等症、20点以上だと重症という目安になります。
これを目安に病院に行ってみてください。

前立腺肥大症の原因は不明とされていますが、思春期以前に去勢をした場合は、前立腺肥大症にかからないということなので、

男性ホルモンがポイントになってきます。

実際、処方される薬も交感神経遮断薬や黄体ホルモンなどの男性ホルモンを抑制するものが処方されるケースが多いです。

カイロプラクティックでは、手術適応の物や重度の前立腺肥大に対しては治療しにくいのですが、軽度のものであれば、適応可能だと思います。

前立腺肥大症と下半身の血行は密接な繋がりがあります。これをカイロプラクティックで改善していけば前立腺肥大の改善も見えてくると思います。

 

 

多田治療院
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