橈骨(とうこつ)神経麻痺
橈骨(とうこつ)神経麻痺の好発する原因としては、
骨折の予後だったり、注射の過誤だったり、腕枕の失敗だったりします。
症状としては、手が垂れたまま起こせなかったり、痺れが取れなかったりします。
では、この症状をどのように治療していくか?
一般的な整形外科での治療は、温熱療法、低周波療法、マッサージ療法などをする事が一般的です。
当院でもそのような治療は行いますが、ちょっと工夫をして早く治癒するように努力しています。
橈骨(とうこつ)神経とは、腕神経叢という神経の束からの枝のなります。
この腕神経叢というのが首の5番目~胸椎の1番目の骨の脇から神経が出ています。
ですからまず治療するのは、首になります。
橈骨神経は、親指、示指、肘の外側の筋肉を支配し、手の甲、二の腕の外側の感覚神経に関与してきます。
首の6番目の骨の支配が強く、この動きを良くしてあげます。
次に治療するのは、肩と鎖骨です。
橈骨神経は鎖骨の下からわきの下を通り、二の腕の外側に出てくるのでこの部分での圧迫が症状を起こしているからかも知れないからです。
ただこの治療だけでは、治るスピードと再発率の高さがあるのでの治療をします。
ポイントになるのは、首の骨と書きました。
首の関節や筋肉に直接治療する事が必要ではあるのですが、それだけでは、首の緊張を取る事はできません。
そのほかに症状の驚異的改善を上げる為にカイロプラクティックで治療する所は腰と頭蓋骨です。
腰は、以前にも書きましたが首の骨と連動して動いています。ですから、腰がずれていれば連動して首の骨が、首の骨がずれていれば腰の骨が連動してずれてきます。
頭蓋骨の治療とは、
体の支える力を上げる、神経の緊張を緩める
の2点を治療します。
最初に橈骨(とうこつ)神経麻痺の起因に骨折の予後だったり、注射の過誤だったり、腕枕の失敗などと書きました。
どれも圧迫や緊張由来によるものです。
それを回復させる事により、より早い症状の改善が見込まれるわけなんです。
橈骨(とうこつ)神経麻痺は体の疲労が蓄積されていると特に出やすい症状なので治療は早めに受けられると良いと思います。
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。