痛みを放置するとどうなる? 身体への悪影響と早期治療の重要性
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痛みを無視するとどうなるか
痛みを無視すると、次のような悪影響が生じる可能性があります。
慢性疼痛
2~3か月以上続く痛みは慢性化して、永久的になる可能性があります。
例えば、火傷を放置すると、数日で治るはずの痛みが何ヶ月も続くことがあります。
運動能力の低下
痛みを無視すると、動く能力ややりたいことをする能力が制限される可能性があります。
例えば、足の痛みを無視すると、歩くのが難しくなり、運動不足になることがあります。
生活の質の低下
慢性的な痛みは、仕事、社交、自分自身のケアなどの日常の活動を妨げる可能性があります。
例えば、腰痛を無視すると、仕事に集中できなくなり、友人と過ごす時間も減るかもしれません。
治療の遅れ
痛みを無視すると、必要な治療が遅れ、回復がより困難になり、回復に時間がかかる可能性があります。
例えば、肩の痛みを放置すると、治療が遅れ、完全に治るまでに時間がかかることがあります。
ストレスと不安
痛みはストレスや不安につながり、それが新たな種類の痛みを生み出す可能性があります。
例えば、頭痛を無視すると、ストレスが増し、さらに頭痛が悪化することがあります。
不眠症
痛みがあると、眠りにつきにくくなり、夜中に何度も目が覚めることがあります。
例えば、膝の痛みを無視すると、夜中に何度も目が覚めてしまうかもしれません。
痛みの悪循環と治癒時間
痛みを放置すると、痛みの悪循環に陥る可能性があります。
例えば、軽い火傷の場合、適切な処置を行えば数日で治ることが多いですが、適切な治療を行わないと、痛みが何ヶ月も続くことがあります。
このように、痛みが長引くと治癒までの時間が延びることがあります。
慢性疼痛のリスク
痛みが3か月以上続く場合、慢性疼痛と呼ばれます。
慢性疼痛は、神経が痛みを学習し、敏感になることで、軽い刺激でも強い痛みを感じるようになります。
このため、痛みを放置すると、治るまでの時間が長くなるだけでなく、痛みが治りにくくなる可能性があります。
ウインドアップ現象
痛みを放置すると、繰り返し同じ痛みの刺激が与えられることで、痛みの信号が増幅され、脳に送られるようになります。
これを「ウインドアップ現象」と呼びます。
この現象により、痛みが増強され、治るまでの時間がさらに延びることがあります。
具体的な例
例えば、痛風の症状を放置すると、半年から1年ほどで再発し、発作を繰り返すたびに間隔が短くなり、他の関節まで痛みが広がることがあります。
このように、痛みを放置することで、治癒までの時間が大幅に延びることがあります。
早期治療の重要性
痛みを感じたら、できるだけ早く適切な治療を受けることが重要です。
早期に対処することで、痛みの悪循環を断ち切り、慢性化を防ぐことができます。
例えば、鍼灸マッサージやカイロプラクティックを受けることで、痛みを早期に和らげることができます。
お困りの方は、お越しになって下さい。
多田治療院
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