【図解付き】痛みと腫れの違いとは?原因別セルフケア&治療法まとめ

痛み

腫れるとは?痛むとは?原因と対処

はじめに

体が「腫れる」「痛む」は、体からのSOS信号です。

しかしながら、放置すると小さな問題が大きくなります。

そこで本稿では、定義から自宅ケア、さらに手技療法まで解説します。

1. 痛む・腫れるの定義と仕組み

痛む

– 神経系からのアラーム信号。 – チクチク、ズキズキと不快感を伝えます。

腫れる

– 体の一部が炎症や体液で膨張。 – 血管拡張と体液・白血球の集結で起こります。

【表1】痛み・腫れの仕組み

症状 原因例 仕組み
痛む 骨折、関節炎、打撲 神経が「痛み信号」を脳に送信
腫れる ねんざ、虫刺され、むくみ 血管拡張→体液漏出→炎症で組織が膨張

2. 痛み・腫れの主な原因

原因は多岐にわたりますが、主なものを以下に整理しました。

そのため、まずは原因を見極めましょう。

痛みの原因

  • 急性:けが、手術後、神経圧迫
  • 慢性:腰痛、関節炎、神経障害性疼痛
  • 心因性:ストレス、不安

腫れの原因

  • 急性:ねんざ、打撲後の初期反応
  • 慢性:リンパ浮腫、心不全や腎疾患
  • アレルギー:虫刺され、食物反応

3. 痛み・腫れのセルフケア:RICE療法

急性期はRICE療法が基本です。

以下のポイントを参考にしてください。

【表2】RICE療法の手順

方法 やり方 効果
Rest 腫れ部位を動かさず休む(1~3日) 悪化を防止
Ice 冷却パックで15分冷やす(1時間ごと) 血管収縮→炎症抑制
Compression 弾性包帯で軽く圧迫固定(起きている間) 腫れを抑制
Elevation 心臓より高く挙上(10分弱/1時間) 体液還流促進→腫れ減少

なお、急性の靭帯損傷や骨折が疑われる時は直ちに医療機関へ。

4. 続く痛みへのアプローチ

急性期(3日)を過ぎたら、適度な運動や温熱療法も効果的です。

そこで、以下の方法を試してみてください。

  • 軽いウォーキング・ストレッチ
  • 温かいタオルや入浴(慢性痛 一ヶ月以上)
  • 深呼吸・瞑想による自律神経の調整
  • 人間工学に基づく姿勢改善

さらに、バランスの良い食事と十分な睡眠も回復を後押しします。

5. 医療的治療の流れ

セルフケアで十分でない場合は、医師の診察を。 以下の選択肢があります。

  1. 市販薬:アセトアミノフェン、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
  2. 処方薬:強力NSAIDs、筋弛緩薬
  3. 注射療法:神経ブロック、ステロイド注射
  4. 手術:靭帯修復、関節置換術
  5. ペインクリニック:専門チームで慢性痛を総合支援

6. 手技療法の賢い選び方

薬や手術だけでなく、手技療法で自然治癒力を高めましょう。

それぞれ得意分野が異なるため、症状に合わせて選択が重要です。

 

【表3】手技療法の特色と効果

療法 内容 主な効果
カイロプラクティック 背骨や関節を矯正 神経圧迫軽減→痛み緩和、姿勢改善
鍼灸(はりきゅう) ツボに鍼やお灸を施す 血行促進→炎症抑制、痛み緩和
マッサージ 筋肉を揉みほぐし血流を促進 コリ解消→むくみ改善、リラックス

そのため、痛みや腫れの原因と体質に応じた施術を選びましょう。

7. ビフォー・アフター事例

Aさん(30代女性)の腰痛改善

  • Before:慢性腰痛→仕事後にズキズキ
  • After:カイロ+マッサージ3回後→痛み50%減、可動域改善

Bさん(50代女性)のむくみ改善

  • Before:夕方の足パンパン
  • After:鍼灸+リンパマッサージ4回後→むくみ半減

Cくん(高校生)の膝ねんざ

  • Before:練習後、腫れ・痛み1週間
  • After:RICE+カイロ調整→3日で腫れ引き、復帰

8. まとめと次の一歩

痛み・腫れは体からの大切なお手紙です。

そこで、まずはRICE療法で初期対応し、さらに手技療法で自然治癒力を高めましょう。

なお、重症や原因不明の時は専門医へ。

さらに、生活習慣改善(姿勢、運動、睡眠)を忘れずに実践してください。

参照例:

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです。

治療費用

最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。

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京橋駅、宝町からもアクセス可能
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