関節の痛みとコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチン
患者さんに
「軟骨が減って関節が痛いんだけど、グルコサミンがいいの?買って飲んだ方がいい?」
と聞かれます。今回はこの事について説明させて頂きます。
膝や肘、腰の関節には、軟骨があります。
この軟骨は、コラーゲンとプロテオグリカンという2つでほぼ構成されています。
コラーゲンは、軟骨でプロテオグリカンは、関節の動きを滑らかにする潤滑水(油)の役割をしています。
そのプロテオグリカンを構成する中にグルコサミン、コンドロイチンがあります。
軟骨 | コラーゲン | |
関節 | ||
プロテオグリカン=潤滑油(水) | グルコサミン | |
コンドロイチン |
グルコサミンはプロテオグリカンの基本となる成分で、コンドロイチンやヒアルロン酸の原料になります。
コンドロイチンは水を引き寄せる働きがあります。軟骨を潤滑させる為に必要になります。
ですから、もし「関節が減って痛みがある」というならば、コラーゲンを摂取するのが正解です。
そして、コラーゲンはタンパク質の一種で身体のタンパク質の約30%を占めています。肌にばかり関係深い成分のように思われがちですが、
骨や関節、血管壁、髪、筋肉、歯、腱、など身体のいたるところに使われています。
たんぱく質摂取量としては、ざっと
体重=g(グラム)
と考えてください。
例として、体重50kgの人の一日たんぱく質摂取量
品目 | タンパク質量 |
ご飯 300g | 7.5g |
焼き鮭 70g | 15.8g |
納豆 1パック | 12.4g |
牛乳 コップ2杯 | 13.2g |
48.9g |
これでたんぱく質量48.9gなので体重50kgの方は少し足りません。多すぎれば太ります。
このあたりを参考までにたんぱく質摂取を考えてみてください。
多田治療院
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