咳喘息はなぜなるのか?

風邪ではないのに咳が止まらない。病院に行ったら「咳喘息ですね」といわれる方が結構いらっしゃいます。

薬が効きにくく2~3ヶ月咳が止まらない。疲れて背中や肩がこるなどという症状で当院にも来院されます。

では、なぜ咳喘息で咳が出てしまうのか?

当院で治療させて頂いていて見られる原因が大きく分けて2つ

アレルギー

呼吸筋、首の緊張

になります。

アレルギー

呼吸時の空気の通り道となる気管支がアレルギーで炎症を起こして過敏になってしまい、腫れることや痰が出ることでその幅が狭くなり、呼吸が発作的に苦しくなって咳が続いてしまうという事になります。

では、なぜ咳喘息の時だけアレルギー反応がでているのか?

それは体の免疫の過剰反応です。

寝不足や体の蓄積疲労により、体内の白血球が過剰に増え、それが自身の体を攻撃してしまいアレルギー反応が出現します。

当院の治療では、どのような考えで行うのか?

アレルギーとして考えるので、肝臓、胆のう、腎臓、小腸の働きを向上させるように努めます。

肝臓は、血流量の1/5以上が通過します。グリコーゲンという脳が働くのに必要な栄養素を溜めています。

アレルギーなのに酒を飲むのは症状を悪化させることになるんです。

胆のうは、肝臓で作られた胆汁を溜める器官でその胆汁というのが脂肪を消化するのに必要な汁になり消化した後は、

腸から吸収されて肝臓で再利用されます。ですから油物は、アレルギーの症状を悪化させてしまうんです。

早く治したい人は、気をつけてください。

腎臓の役割としては、体の水分の調節や血液を産生するホルモンの産生促進、血圧を調節するホルモンの産生促進などを行っています。

風邪、アレルギーが改善する鍵となるのは、血液、リンパになります。ですから、体が疲れると腎臓の機能が低下して腎臓の機能が低下すると体が疲れ、

免疫が低下するという悪循環に入っていくわけなんです。

小腸は、胃と大腸な間にあって十二指腸、空腸、回腸と分けられます。

どれも消化を仕事とする機関ですが、それぞれ役割があって、十二指腸は肝臓(胆のう)と膵臓から、脂肪、タンパク質、炭水化物の

消化液を受け取り消化する器官です。空腸、回腸は、最終消化をする器官と共に集合リンパ節という食物アレルギーに対する免疫器官があります。

今までのことを踏まえた上で治療をしていくと喘息はびっくりするほど改善してきます。

呼吸筋、首の緊張

呼吸筋が硬くなると肺の空気の調節がうまくいかなくなり、体が新しい酸素を導入する為、咳をして二酸化炭素を吐き出します。
この肺の為に

呼吸筋の動きをつけてあげます。
そうすることにより楽に息が吸えるようになり、咳が激減します。

首は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自律神経の中枢があり、自律神経とは、 交感神経と副交感神経の2つの神経系から出来ていて、 簡単に云うと「活動と抑制」を行いバランスさせている神経です。ですから、その部分にアンバランスが生じれば緊張が強く出てしまい首がこってしまうわけです。

この首の緊張をとる治療をしていかないと神経の緊張が取れないので、咳は改善してこないです。

咳喘息でいえば発作が出る環境があります。

寝る(横になる)と咳が出る人。
冷たい空気、タバコの煙を吸った時に出る人。
熱い、辛い食べ物、飲み物などを摂取して出る人。
しゃべらない時間が長い。

など、色々とあると思います。

全て、気道、食道を緊張させてくる行為になります。

もしこれらの症状があり、咳喘息で1ヶ月以上困っている人がいるならば、治療にいらしてみてください。

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。

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