声を使う職業(舞台役者、歌手、ナレーター、声優など)の方が声が枯れてしまう(ドライマウス)原因の一つ
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当院に来院して下さる声を使う(舞台役者、歌手、ナレーター、声優など)職業の方は、
練習(リハーサル)を多くされる方が多いです。コンサート、舞台をする方は、本番と同じ通しリハーサル2時間とかを二、三回もする方がおられます。
ここまで、喉に負担を掛けてしまうと本番前に違和感が出てしまう人がいて、当院では、本番前に来院される方が多くなります。
声を使う職業の方は、
皆さん自前の加湿器や部屋の加湿などで喉のケアをされています。
この加湿は、重要な事ですがリハーサルや練習を沢山したり、本番会場の屋内は基本乾燥しているので声が枯れてしまう事もあります。
では、なぜ声が枯れてしまうのでしょう?
それは、口の中が乾燥してしまうからです。
コンサート中皆さんは、
この様なシーンを見たことがあると思います。
どうしても、口を開けているのですから口内が乾燥してしまうのです。そして、口内が乾燥した状態で歌い続けると喉を傷めてしまいます。
では、口内が乾燥しないようにする対策は?
アンジェリカ・バリンギット医学博士による医学的レビューのよると
口渇は、次のような症状を引き起こす可能性があります。
- 軽度から重度の喉の痛み
- 灼熱感のある痛み
- 嚥下困難(飲み込みが難しい)
- 発話困難
- 嗄声(かすれ声)
- 鼻と鼻の通路の乾燥
口が乾く(口喝)事はこの上の3つ分、喉へのデメリットがあります。
これらの対策としては、
- 砂糖を含まない(キシリトール)ガムを噛む
- 砂糖を含まない(キシリトール)キャンディーを吸う
- 氷をなめる
- 水分補給を続ける
- 食事と一緒に水を飲む
- 飲み込む前によく噛む
- 乾燥した、辛い、または塩辛い食べ物を避ける
- アルコールとカフェインを避ける
- 寝室で冷気加湿器を使用する
砂糖を含まない(キシリトール)ガムを噛む。砂糖を含まない(キシリトール)キャンディーを吸うというのは、
以前私のブログで胸やけ対策(口が乾く対策)でも唾液を出す為に行える対策としても書きました。
そうなんです。この唾液を沢山出させるというのが、当院の声の治療での特徴の一つとなります。
結局、加湿しても、水を飲んでも一時的(でも行った方が良いです)です。
一般的に病気が無い限りは、
赤ちゃんはよだれ(唾液)がたくさん出ます。ですから、赤ちゃんと同じようになる様に治療していきます。
赤ちゃんと声を使う職業(舞台役者、歌手、ナレーター、声優など)の方の大きな違いは、
顔の筋肉の硬さです。
なぜ、顔の筋肉の硬さをいうかというと
唾液を出す唾液腺は、
このように顔にあります。
これらが、硬くなれば唾液を出す
ホースが狭くなるので唾液の出る量が少なくなります。それが、口の渇きに繋がり、慢性的に喉の潤いが無くなり負担を掛けるのです。
この唾液腺を囲んでいるのが
口の周りの咬筋
顎下の舌骨筋になります。
当院では、これらの筋肉を治療します。あなたが、声の治療を受けている所はこれらを治療してくれていますか?
多田治療院
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