暑くて体調が低下している原因
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ここのところ又、暑い日がぶり返しています。
頭痛がしたり、眠れなかったり、だるかったりと限局してどこが痛いか無いが、全体的に辛いなど、この時期にそんな症状が出現している人が多くいます。
では、どの様なことが原因しているのか?
暑いと人間は体温を調節する為に汗をかきます。
汗は、脳の体温を調節する
視床下部
が暑いという事を受け止めて指令を出し、交感神経を通じて全身のエクリン腺という汗腺に働きかけて汗をかきます。
汗をかけば蒸発する時の気化熱により熱を発散するので体を冷やす訳なんです。
汗は水分です。その水分を調節しているのが
腎臓
ここの仕事量が増えて疲労してくるので
猫背になってきます。
その猫背になる事で肺が圧迫され
気管、喉症状
息苦しい
背中、首の症状
が出現するわけです。
汗の出る主な理由は、
体温の調節です。
運動すると熱が出て、体温が上がる。暑いときも気温によって、体温が高くなります。しかし、体に熱がこもると細胞を破壊したりするので自然と汗が出て体温を下げるんです。
汗は、体の冷房装置の役目をしています。汗が皮膚から蒸発するとき、体の熱を奪うので皮膚が冷えて体が涼しくなります。
補足としておしっこは「水分調節」の為に排泄されます。
おしっこは、汗の量にあわせて体内の水分量を調節します。なので、汗をかいている環境ではトイレの回数は少なくなります。
これを踏まえて暑くてなぜ体調が低下するか?
人間は恒温動物といって体温が一定に保っている動物です。
人間の体温は一定の温度(35.5~37.5℃)で最も機能するという特性があるので、サウナや発熱をしたときは、
体温を下げようと汗をかきますし、寒いと震えて熱を作る出したり、鳥肌を発生させて毛穴を閉じて熱を外へ逃がさないようにします。
その体温を一定に保つ為に行う行為が体力を使います。
次に起きてくることは、汗をかいて血液がどろどろになり血液循環が低下し、全身や脳に酸素が送られないので体調が低下してくるのです。
しかも、汗が1リットル出ると、体重60キロの人で約体温が1.2度も下がるので体内が冷えて循環が低下します。
寝汗をかくというのは、暑いから体の中の熱を放出していて、自分だけ体温が低下して寒くなったり、
体力が低下して暑いか寒いかの判断が出来なくなったり、寝不足になったり、疲れが溜まって、風邪やぎっくり腰の
要因になってしまいます。
ということは、一日の中で回復期にある睡眠時に汗をかかないということが重要になります。
睡眠時間も重要ですが、
睡眠時環境が大切になります。
そこで、お勧めの睡眠環境として
温度は20~23℃、湿度は50%
これが睡眠を取る環境にはベストになります。
寒く感じる人は免疫力が低下しているか、老化しています。
寒い人はこの温度、湿度にして着込んでください。
温度は、呼吸する際に暑すぎると苦しくて眠れません。
夏砂浜で熟睡は出来なかったり、サウナでは眠れない。
といえばわかっていただけるかと思います。湿度は、乾燥しすぎると鼻や喉を刺激する物質が空気中に舞って、
咳や鼻が痛くなったりします。逆に湿度が高すぎても体がだるくなってしまいます。
深い眠りと浅い眠りのサイクルは90分なので3時間ワンセットで睡眠を取っていただきたいので、3時間、6時間、9時間、この3つで選択して頂くのが良いかと思います。
ただ例えば6時間睡眠を取るとしても、すぐには眠れないと思うので、『消灯して6時間半』位がベストだと思います。
「電気をつけていないと眠れません」と云う人もいらっしゃいますが、光は目をつぶっていても瞼を通って入ってくるので良い睡眠は取れません。
必ず真っ暗にするか、アイマスクして寝てください。
音も敏感に感じてしまうので耳栓をして寝られると良いでしょう。
睡眠は、時間と質に気をつけてください。
多田治療院
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