O脚とは何か?その原因と影響、そして正しい歩き方

O脚とは何か?

O脚は、日本人の80%の人に見られる症状です。立った状態で両足の内側のくるぶしを合わせ、左右のひざの内側が接さない事をO脚といいます。

左右の足を密着させているのに、膝の頭が外側に広く開いていて、腰から足にかけてアルファベットのOに見えるのでそう呼ばれています。

O脚の原因は何か?

赤ちゃんの時はO脚で歩行を始めてしばらくすると、自然に矯正されるということは、歩行するときに使う何かが原因でO脚になっていくんです。

その何かとは?股関節なんです。この股関節のずれによってO脚が起こってきます。

そして、そのずれは加齢してから様々な症状を引き起こしてきます。

O脚の影響は何か?

例えば、膝痛、背中痛、腰痛、坐骨神経痛、肩痛など色々な部分に波及してきます。

では、どうして股関節にずれが起きてくるのか?

股関節のずれというのは、先天性や外傷性のもので無い限りは筋肉でずれが生じてきます。

O脚の治療方法は何か?

当院の治療ではO脚の治療は腰と股関節を中心に行います。

当院に通っている男性で腰痛を治療しにきた方が副産物としてO脚が改善されたという事が多くあります。

ただ、治療だけではO脚を矯正するのは難しくて、歩き方を正しくしなければなりません。

正しい歩き方のポイントは何か?

正しい歩き方のポイントを幾つか書きます。

これは、外反母趾防止、膝痛防止にもなり、かつ太りにくくなるので是非やってみてください。

  1. 下腹を引き締める
  2. 足の親指に体重を乗せる
  3. 目線は高く(2階を見て歩く感じ)
  4. ゆっくり歩き、歩幅は肩幅位で
  5. なるべく腕を振る

この歩き方は、やせる為のものではなく痛みを防止する歩き方です。

行ってみて下さい。

 

 

 
参照
“O脚とは”, 日本整形外科学会 : “O脚の定義”, 日本リハビリテーション医学会
 “O脚の見た目”, 日本整形外科学会
 “O脚の原因”, 日本リハビリテーション医学会 :
“股関節とO脚”, 日本整形外科学会 :
“O脚の影響”, 日本リハビリテーション医学会 :
“O脚の症状”, 日本整形外科学会 :
“股関節のずれ”, 日本リハビリテーション医学会 :
“O脚の治療”, 日本整形外科学会 :
“O脚の改善”, 日本リハビリテーション医学会 :
“O脚の矯正”, 日本整形外科学会 :
“歩き方のポイント”, 日本リハビリテーション医学会 :
“下腹の引き締め”, 日本整形外科学会 :
“足の親指に体重を乗せる”, 日本リハビリテーション医学会 :
“目線は高く”, 日本整形外科学会 :
“ゆっくり歩き、歩幅は肩幅位で”, 日本リハビリテーション医学会 :
“なるべく腕を振る”, 日本整形外科学会 :
“痛みを防止する歩き方”, 日本リハビリテーション医学会

 

 

多田治療院
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