むくみとリンパの説明と解消法
Table of Contents
むくみは、心臓病、心不全、腎炎、ネフローゼ症候群、肝硬変などの特定の疾患が原因でない一般的な症状です。
むくみの原因はさまざまであり、心臓性の浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫、内分泌性浮腫、栄養性浮腫などが挙げられます。
しかし、ここではそれらの特定の病態を除いた一般的なむくみについて説明します。
一般的なむくみの原因の一つは、リンパ液の流れがスムーズでないことです。
リンパ液は、血液から染み出た水分や老廃物を回収し、リンパ管を通って体内のリンパ節に運ばれます。
不要な物質や細菌、ウイルスなどの排出や免疫機能があります。
体外からの侵入物に対して白血球が戦い、その結果としてリンパ節が腫れることがあります。
しかし、戦いが激しくなると老廃物が溜まり、むくみとして残ることがあります。
むくみの治療には、リンパ液の流れを改善することが重要です。
人間の体には4つの主要なリンパ節があり、これらの流れが滞るとむくみが発生します。
硬くなったリンパ節を柔らかくするためにマッサージを行いますが、マッサージだけでは改善が難しい場合があります。
なぜなら、マッサージは一時的な対症療法であり、体質の改善がなければ再びむくみが起こるからです。
体質の改善には、筋力、免疫力、食事が関与しています。
まず筋力についてです。
リンパ液の循環には筋力が必要です。特に下半身の筋力が重要であり、太ももを鍛えることが効果的です。
スクワットは筋力を鍛えるための効果的なエクササイズです。
スプリットスクワットやブルガリアンスクワットなどを取り入れ、定期的に行うことをおすすめします。
次に免疫力です。
むくみの原因の一つは、リンパ節の白血球が戦って老廃物が溜まることです。
免疫力を高めることで、体内の癌細胞、真菌、細菌、ウイルスなどを減少させることが重要です。
免疫力を向上させるためには、バランスの取れた食事や健康的な生活習慣を心掛けることが必要です。
最後に食事です。
塩分の摂取量を控えることは、むくみの軽減に役立ちます。
塩分は体に水分を貯蔵するため、摂りすぎるとむくみが起こりやすくなります。
理想的な摂取量は一日に12gですが、食品や飲料には意外にも多くの塩分が含まれています。
摂取を控えるために、食事のバランスを考え、カリウムを摂取することも重要です。
ただし、腎臓の機能が低下している場合は、カリウム摂取に注意が必要です。
むくみが続く場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。
多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。