関節がポキポキ鳴る
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子供の頃、「鳴らすと関節が太くなる」って言われました。
これは、実際はその行為によって太くはならないです。
この音がしたときに何が起こっているのかというと指を引っ張ったりしたときに関節内部の圧力が減って、関節の中の潤滑液に気泡が出来て、そのときに音がします。
例えるなら缶ビールを開けると「パシュ」っと音が出る原理と似ています。
ですからこの気泡が消える10~30分は、関節を鳴らすことが出来ないんです。
しかし、「屈伸したりして何回も膝の音が鳴る」というケースがあります。
この何回も音がするというのは、腱が骨にはじかれる音と云われています。(まだ完全にはわかっていません)
簡単に例えると、ギターの弦を弾いて音が出る原理です。
ですから、あまり何度も音を鳴らしすぎると腱に炎症を起こして、痛みを引き起こすかもしれません。
この音がするというのを無くすには筋肉を鍛えて腱の動きを出さないようにしていくしかないみたいです。
指の関節の音を鳴らすというのも、鳴らしても害は無いのですが鳴らさないと気持ち悪いから無理に鳴らすということは、関節胞の破壊に繋がるかもしれないので気をつけてください。