椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛?
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坐骨神経痛の症状で整形外科に行った方が、「椎間板ヘルニアが原因」と言われたそうです。
この整形外科での治療は、暖かいランプ(多分遠赤外線)と牽引で2日に1回を2週間通ったけれども症状が改善する兆しが見えなくて当院に来院されました。
では、坐骨神経痛とは?
【坐骨神経痛の種類】
1.根性坐骨神経痛・腰椎性坐骨神経痛(坐骨神経痛の5%)
坐骨神経の付け根が圧迫されて、痛みがおこるタイプの神経痛です。腰椎の関節、靭帯、筋肉などに異常があって、神経を圧迫している状態です。2.梨状筋性坐骨神経痛(坐骨神経痛の40%)
臀部にある梨状筋という筋肉が収縮・緊張して、坐骨神経を圧迫し、痛みが出ている状態です。痛み・痺れはお尻の辺りに起こりやすいです。3.症候性坐骨神経痛(坐骨神経痛の55%)
坐骨神経痛の症状があって、しかし神経の圧迫などが見られず、原因不明のものを症候性坐骨神経痛といいます。
この中で、1が椎間板ヘルニアの対象で痺れが5年以上で明らかな筋力低下が見られ、神経圧迫が見られるものが手術適応になります。
この方は、「椎間板ヘルニアなら手術ですか?」と聞いたところ「いやいや、軽度の椎間板ヘルニアなので手術は必要ないです。」と言われたそうです。
ということは、椎間板ヘルニアが坐骨神経痛の原因ではないということになります。
当院で筋力検査をしたところ梨状筋性坐骨神経痛ということが分かったので
梨状筋による坐骨神経への障害を除く治療をしたら2回の治療(2週間)で80%は楽になったそうです。
坐骨神経痛の約90%はカイロプラクティック、鍼灸、マッサージで改善するということになるのでお困りの方は是非通ってみてください。
多田治療院
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