内臓負担と腰痛

腰痛になる皆さんは、重いものを持ったからとか前かがみになったからとかの理由で来院されますが、

重いものは頻繁に持ちますし、前かがみは毎朝なります。では、なぜ腰痛になるのか?

それは、内臓に負担がかかり、その事が筋肉に反映して腰痛になります。

その臓器とは

肝臓
腎臓

になります。
腰痛になる人は、これらの内臓にほとんどの人が負担がかかっています。

内臓に負担がかかって起こる腰痛

肝臓
肝臓の主な働きは、食事で取った栄養を体内で使えるように変化させる
肝臓では、食事で摂取した栄養をブドウ糖、アミノ酸、遊離脂肪酸、コレステロールと人間に必要な三大栄養素(たんぱく質、脂肪、糖質)を体内で使えるように
変換してくれます。

脳の活動に必要な栄養を貯蔵
脳の活動に必要なエネルギー源、ブドウ糖を貯蔵しているのが肝臓です。脳は仕事、運動、睡眠においてほぼ24時間働いています。
いつでも補給ができる状態にしつつも、血糖値が上がり過ぎる事がないように、肝臓はブドウ糖をグリコーゲンの形で貯蔵しています。

消化液を生成
肝臓では、コレステロールと胆汁酸から胆汁を作ります。胆汁の代表的な役割は脂質の消化吸収を助ける働きと、古くなった赤血球など、肝臓で解毒された不要物を排出する働き、胆汁を生成する時に血中のコレステロール濃度を調整する働きもあります。胆汁は胆嚢に貯蔵され、脂肪分が体内に入ると胆管を通って十二指腸と小腸に出て行きます。

体に入った不必要な物を解毒
肝臓は、身体に有害な物質を分解して無毒化する働きがあります。アルコール、栄養素を代謝する時や過度の運動によって体内で発生するアンモニア、薬なども身体にとっての有害物質などを無害なものへ解毒してくれます。

肝臓は人体最大の実質(中身の詰まった)臓器で重さ約1.2kgもあります。

これらが疲れて軽い炎症を起こせば、人間の体は約70%は水分で出来ているので、炎症を起こしている部分に体の水分が集まり、それによってバランスが崩れて腰痛を起こすわけなんです。

腎臓
腎臓は、体の中の体液の成分や状態を一定に保つ為、尿の排泄や体の活動に必要な塩、糖、アミノ酸などを再吸収させる器官でもあります。

腎臓は背中側の肋骨の無い所にあり、冷えやすく、又腎臓は、原尿1日の200ℓ作られ、その99%は再吸収され、1.5ℓは排出される。というように非常に過労働と水分が関わってくる器官になります。
この腎臓が疲れてくると支持している靭帯が弱くなり下がってきます。

そうすると大腰筋という股関節から腰椎にくっついている筋肉が緊張してきます。それが酷くなるとぎっくり腰になるんです。

ですから、腎臓を疲れさせない為に水分は取りすぎないで体が温まる程度に運動する。塩分を取り過ぎない、睡眠不足しないということが、腎臓を疲れさせない為の
予防になると思います。


それは、腸の位置にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、後ろから見た内臓の位置になります。

腰が痛いという位置には、小腸があります。では、小腸はどの様な働きをしているか?

小腸は、胃と大腸な間にあって十二指腸、空腸、回腸と分けられます。
どれも消化を仕事とする機関ですが、それぞれ役割があって、十二指腸は肝臓(胆のう)と膵臓から、脂肪、タンパク質、炭水化物の消化液を受け取り消化する器官です。空腸、回腸は、最終消化をする器官と共に集合リンパ節という食物アレルギーに対する免疫器官があります。

ですから、この部分に負担が掛かると動きが鈍くなり腰痛になります。

内臓に負担がかかって起こる腰痛の胃の場合、炎症や疲れが出てくると胃の位置が

みぞおちの下にあるのでこの部分の炎症を回復させようと体の水分が集まってきたり、疲れを取ろうとする為に血液が集まってきたりして体が猫背になります。
そうすると腰の筋肉が縮まなくなり血行不良により腰痛を引き起こしてしまいます。

ですから内臓負担から来る腰痛の場合、肝臓に負担をかけないためお酒や脂物をひかえ腎臓に負担をかけないため塩分や水分の過剰摂取をひかえ、腸や胃に負担をかけないために食事の量は少なめにしておくと腰痛になりにくくなります。
やってみてください。