首こり解消ストレッチの効果的な持続時間
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首の筋肉は、常に収縮と弛緩を繰り返しています。
しかし、長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張したままになり、血行が悪くなります。
その結果、筋肉が疲労して硬くなり、首こりを引き起こします。
人間の頭の重心は、
頭を支える首の支点よりやや前方にあり、常に首が曲がる方向(前に倒れる)に重力がかかっています。
そのため、背面にある筋肉が働いて頭部が前へ傾かないように支えています。
首は、頭部を支える役割を担っており、7つの頚椎からなり、その間には椎間板が存在します。
頚椎は、頭部を支えるだけでなく、首の可動性も担っています。
首の筋肉は、大きく分けて深層筋と表層筋の2つに分けられます。
深層筋は、頸椎の動きに関与する筋肉で、後頭下筋群、斜角筋、多裂筋などがあります。
表層筋は、僧帽筋や胸鎖乳突筋、斜角筋などがあります。
靭帯は、頸椎や筋肉を支える役割をしています。
代表的な靭帯としては、黄色靭帯、前縦靭帯、後縦靭帯などがあります。
首のこりの原因となる要因としては、次のようなものが挙げられます。
- ストレス:それによって交感神経(起きている時の神経)が優位になると、筋肉の緊張が高まります。
- 姿勢の悪さ:長時間同じ形を続けると、筋肉が緊張しやすくなります。
- 眼精疲労:パソコンやスマートフォンの使用などによって、眼の周りの筋肉が緊張しやすくなります。
自分で首コリを解消させるストレッチとは?
筋肉ストレッチの効果的な持続時間は、研究によりさまざまな洞察が得られています。 「Journal of Science in Sport and Exercise」に掲載された研究によると、ストレッチ技術には通常、関節の柔軟性を高めることを 目的として、関節上の筋腱やその他の弾性構造を短時間 (30 ~ 60 秒) 伸ばすことが含まれます。 「Journal of Strength and Conditioning Research」に掲載された研究によると、ストレッチ時間を長くすると、 ストレッチ中の筋肉の酸素化が減少しますが、ストレッチ後の筋肉の血液量と酸素化の両方が増加します。 この研究では、ストレッチ後の筋肉の血液量の増加を維持するためのストレッチの最小時間は 2 分であることが示唆されています3。 また、ストレッチの時間を同じにした場合、ストレッチング頻度を変えた報告もあります。 一週間のストレッチング時間を360秒(6分間)として、週1回にまとめて行う群と週3回に分けて1回120秒(2分間)行う群で 関節可動域の増加効果を比較した結果、週3回の介入頻度で関節可動域が有意に増加するが、 週1回群では関節可動域が増加しない結果となっています これらの研究は、筋肉ストレッチの効果的な持続時間は、一か所30秒から2分で週三回以上(頻繁に)することが、 効果的と示唆しています。
東京都中央区八丁堀、新富町の鍼灸マッサージ、整体の多田治療院では
上記の解剖学、生理学、構造学な事を考えて治療しています。
ストレッチなどで解消しない場合、時間が無い場合は、是非お越しになって下さい。
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