寝ても疲れが取れないあなたへ。 体のねじれが疲労の大敵
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「よく寝ているのに、なぜか疲れが取れない」という経験はありませんか?
それは、枕や布団の問題だけではないかもしれません。
体のねじれが原因かもしれません。
体がねじれると、見た目は真っ直ぐに見えますが、実は体の柔軟性が失われています。
これは、雑巾を絞るのと同じです。
絞ると雑巾は硬く真っ直ぐになりますよね。
体も同じで、ねじれると硬くなり、休んでも疲れが取れにくくなります。
人間の背骨には、生理的湾曲という自然なカーブがあります。
頚椎(首の部分)で約直径17cm、胸椎(胸の部分)で約直径31cm、腰椎(腰の部分)で約直径19cmの円を描くようなカーブです。
このカーブは、歩くときの衝撃や座っているときの重力を和らげる役割を果たしています。
しかし、体がねじれるとこのカーブが小さくなり、その分体に疲れが溜まりやすくなります。
このカーブを戻すには、全身を使った運動が必要です。
例えば、腿上げ歩行や雑巾がけ、大きく手を振るなどがあります。
ただし、体がねじれたまま運動すると怪我のリスクがあるため、
カイロプラクティックや鍼灸、マッサージなどの専門的な治療を受けることをおすすめします。
体のねじれを放置すると、背骨の湾曲が無くなり、真っ直ぐになってしまいます。
湾曲が無くなると、体の筋肉が硬くなり、寝ているときに寝返りを打つことが難しくなります。
寝返りは、関節や筋肉にストレッチをかけ、体を自然に治そうとする重要な動作です。
子供は寝返りを打って布団からはみ出したり、ベッドから落ちたりしますよね。
また、若い女性は旅館で浴衣で寝ると、朝には浴衣がはだけていることがあります。
これらは、寝返りを打つことで体が自然に治そうとしている証拠です。
しかし、これらの現象が無くなっている人は、背骨が歪んで疲れが取れにくくなっているかもしれません。
何もしていないのに痛いところが出てきてしまうこともあります。
そういった場合は、早めの治療をお勧めします。
参照: 日本整形外科学会 : 日本リウマチ学会 : 日本鍼灸学会
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