健康と栄養と食事

最近、コンビニや外食産業が24時間になったり、加工技術が発展したり様々な食文化が入って来た事によって、食事の選択も多種類にわたって出来る様になりました。

ただそれに伴い
「何時でもどんな時期でも何でも食べられる」
という幸せなことが起こる事によって

弊害が生まれてきているのです。
それは・・・・

この飽食日本においての栄養バランス(栄養失調)の悪さです。

これは、50年前の野菜と比べて栄養価が下がってきているというデータが出ています。
例えば、一日のビタミンCの摂取量をほうれん草だけで摂るとすると

50年前は2株
現在では9株
必要になるとあります。
トマトに至ってはビタミンCは1/2、鉄分は1/25しか含まれていません。
この原因として輸入と栽培方法にあります。
野菜の輸入の場合、海外から来るのでどのような土壌で栽培されたかによって栄養価が変わってくるという事と収穫して熟成する事を計算されて早めに収穫するために栄養価が満ちていないというケースがあります。
国内栽培の場合も大量生産と一年中どの野菜も食す為に化学肥料や農薬によって調整されている為に栄養価が食品成分に記載されているものよりも少なくなってきてしまっているのです。

ですから規定量を食しているようでも栄養が足りていない状態になる訳なんです。
では、どうすればよいのか?

栄養を足りさせる食事をするには
有機農法
旬の物
国産

この3点の摂取になります。

有機農法は、土の中にある菌類、最近、微生物などを分解し、ミネラルなどを野菜などに吸収させて生育させます。売っている物を見ても虫食い等があります。
個人的には虫が食べるのだから「美味しい」と思っています。
それが無いほうが

怖いです。

旬の物は、出荷時期成分差というのがあって
ほうれん草のビタミンCは

2月は73mg
7月は9mg
8倍の差があります。
トマトの場合も
7月は18mg
1月は9mg
2倍の差があります。
そういう事を考えると旬の時期に食べれば栄養も足りて食事量も減らせるので体重が増えすぎずに済みます。国産物を薦めるのは、又、ほうれん草のビタミンCに例えると
収穫した3日後には約70%、7日後には約55%に減少してしまいます。

ですから流通の速さから国産を勧める訳なんです。

そうすると夕食のメニューを考えやすくなると思います。

 

多田治療院
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