鼻呼吸 vs 口呼吸:睡眠への影響と理想的な呼吸法

睡眠

睡眠と呼吸、この二つは私たちの生活において切っても切れない関係にあります。

しかし、その影響力の大きさについては、意外と知られていません。

今回は、呼吸が睡眠にどのような影響を及ぼすのか、そしてそれが私たちの健康に
どのように作用するのかについて、一緒に考えてみましょう。

まず、鼻呼吸と口呼吸、あなたはどちらが良いと思いますか?

実は、これら二つの呼吸法はそれぞれ異なる影響を及ぼします。

鼻呼吸をする人は、酸素の処理がスムーズで、脳への酸素供給が豊富です。

一方、口呼吸をする人は、二酸化炭素の排出が多く、脳への酸素供給が少なくなる傾向にあります。

これは、特に睡眠中に問題となり、口呼吸の人は睡眠時無呼吸症候群のリスクが高まります。

また、呼吸の仕方は顔の発達にも影響を及ぼします。

口呼吸

口呼吸をする子供は、顔の発達が平坦になり、健康な呼吸が妨げられる可能性があります。

さて、当院では特に推奨している呼吸法があります。

それは、「息を吸って3秒、吐いて9秒」です。

これは、息を吸うことは自然とできますが、息を吐くことは意識しないと浅くなりがちで、
次に吸い込む量が少なくなってしまうからです。

また、息を吸うと力が入り、逆に息を吐くと力が抜け、リラックスできます。

鼻呼吸のメリットとしては、鼻毛が空気の流入を遅くし、肺に入る空気を適度に暖めることで
体力の消費を抑えることができます。

また、鼻穴が開いていると脳細胞が活性化し、運動神経が向上します。

さらに、鼻呼吸は副交感神経(リラックスする神経)が優位になり、緊張を緩和します。

呼吸が深いほど、横隔膜が下がり、大量の血液が胸腔に吸い込まれます。

息を吐き出すと、血液が体中に巡ります。

これは、呼吸が1日に約25,000回行われる行為であることを考えると、体に空気を取り込むためには、
吸う息と吐く息を延長し、横隔膜をもう少し上下に動かすことが重要です。

当院の治療では、呼吸と首の関係に注目しています。

より呼吸がしやすいように、背中や胸の筋肉を緩めます。

内臓

また、横隔膜に接している臓器が腫れていると呼吸の妨げになるので、代謝が良くなるように治療します。

不眠が続いてしまっている方は、一度当院にお越しください。

あなたの健康的な睡眠と、快適な日々のために、私たちは全力でサポートします。

 

 

多田治療院
住所:東京都中央区新富1-6-1 1F
予約電話:03-3553-8585
営業時間:(月-金)9:00-20:00(木)午後休診・(土)17:00まで
日曜日・祝日はお休みです
最寄り駅:日比谷線 八丁堀駅より徒歩3分。有楽町線 新富町駅より徒歩3分。京橋駅、宝町からもアクセス可能
※わからない場合はお電話下さい。ご案内させて頂きます。

 

Follow me!