涼しくなると(季節の変わり目)なぜ体調が悪くなるのか?
日中はまだ汗ばみますが、朝晩が涼しくなり、過ごしやすくなりました。
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この過ごしやすくなってきた時期には様々な症状が出現します。今回はその事について書いていきます。
人間は恒温動物といって体温が一定に保っている動物です。
人間の体温は一定の温度(35.5~37.5℃)で最も機能するという特性があるので、サウナや発熱を
したときは、体温を下げようと汗をかきますし、寒いと震えて熱を作る出したり、鳥肌を発生させて毛穴を閉じて熱を外へ逃がさないようにします。
その体温を一定に保つ為に行う行為が体力を使います。
その寒暖差が激しくなる季節の変わり目は体力を消耗して体調が悪くなるのです。
寒暖差が激しくなる季節の変わり目は体力を消耗するのは、
体温を1℃上げるのに基礎代謝の約10%必要
になる為です。
基礎代謝とは、生きていくために(寝たままで活動しない状態)必要なエネルギーとなります。計算サイトは
http://slism.jp/diet-tool/kisotaisharyo.html
にリンクさせていただきます。
例として女性で基礎代謝1300kcalの方の場合、体温を1℃上げるのに130kcal使われます。
これが自分の平熱まで消費されるカロリーなので体に疲れが出てしまい、又体温が下がると運動をするので(いつもより歩いたりなど)運動消費によるエネルギー低下が起こり、その為免疫力が低下し風邪を引いたり、疲れで筋肉が硬くなってきて、急性の首肩こり、腰痛、足がつる、背中がつるなどの症状が出現してしまいます。
では、どうしたらよいか?
必要なことは
保温することです。
「ホッカイロ」とか「ホットカーペットで寝る」というのは、外部からの加熱になります。
外部からの加熱が強すぎると体の中の熱を放散させて汗をかき体温を低下させて、それを上昇させる為にまた体力を使ってしまいます。
実践ほしいのは
保温
では保温のポイントとしては
衣服の選択
が重要になります。
保温するという事は、衣服と皮膚、衣服と衣服の間に空気が入る層を作り、温まった空気を逃がさないようにすると良いです。
服がピッタリすぎると空気層をつぶして熱を逃がしてしまうし、ブカブカだと服のすき間から温かい空気が出ていってしまいます。
また、温かい空気は上昇するので、逃がさないために首元や肩を衣服で閉じるようにすると良いそうです。
多田治療院
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