春の体調不良は「肝臓」が原因?今すぐできるケアで快適な新生活を!
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皆様、こんにちは。まだまだ寒い日が続いていますが、体調はいかがでしょうか?
昨年12月頃から「風邪がなかなか治らない」「お腹の調子が悪い」といった声が多く聞かれました。
今回は、そのような症状が出やすい方が、これから3~4月にかけて特に注意すべき点についてお話しします。
なぜ今、肝臓に注意が必要なのか?
寒い時期から暖かくなる時期は、寒暖差や乾燥が激しく、私たちの体に大きな負担がかかります。
- ウイルスの活性化: 空気が乾燥していると、インフルエンザなどの活動が活発になり、感染しやすくなります。
- 粘膜の乾燥: 鼻や口の粘膜が乾燥すると、ウイルスの侵入を防ぐバリア機能が低下します。
- 体の冷えと疲労: 寒さで体に力が入ると、筋肉が緊張し、疲労が蓄積しやすくなります。
- 急な血管拡張: 暖かい場所へ移動すると、体が緩んで血管が広がり、血流が良くなります。
しかし、血液量が少ない状態だと、必要な血液が十分に供給されず、体の機能が低下する可能性があります。
これらの要因が重なることで、肝臓に大きな負担がかかってしまうのです。
肝臓の主な役割

肝臓は、私たちの体にとって非常に重要な役割を担っています。
- 栄養素の変換・貯蔵: 食事で摂取した栄養素、変換し、脳の活動に必要なブドウ糖をグリコーゲンとして貯蔵します。
- 消化液の生成: 脂肪の消化吸収を助ける胆汁を生成し、コレステロール濃度の調整や老廃物の排出をサポートします。
- 解毒作用: 体内の有害物質(アルコール、アンモニア、薬など)を分解し、無毒化します。
負担がかかるとどうなる?
肝臓に負担がかかると、以下のような症状が出やすくなります。
- 帯状疱疹(ヘルペス)
- 風邪
- 花粉症
- いびき(無呼吸症候群)
- 腰痛
- 膝痛
- 右肩の痛み
- 寝違え
- 体が攣(つ)る
肝臓をケアするための具体的な対策

早く回復するためには、肝臓に良い生活習慣を心がけることが大切です。
- 飲酒を控える: アルコールの分解は肝臓の大きな負担となります
- 睡眠をしっかりとる: 睡眠不足は肝臓の機能を低下させます
- 脂質の摂取を控える: 肝臓での代謝を助けるため、バランスの取れた食事を心がけましょう。
肝臓に優しいおすすめの食品

日々の食事に以下の食品を取り入れて、肝臓をサポートしましょう。
食品
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おすすめ理由
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葛湯
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葛には、肝臓の脂肪の蓄積を抑える効果が期待できる成分が含まれています。
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しじみ
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オルニチンが豊富で、肝臓の機能を高める
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カレー
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ターメリック(ウコン)に含まれるクルクミンが肝臓の働きを助ける
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ぶなしめじ
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しじみの5~7倍のオルニチンを含有。アンモニアの代謝を促し、肝臓の解毒作用をサポート
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カイロプラクティックの視点から
体の歪みが神経を圧迫し、肝臓の機能低下につながると考えられています。
背骨の歪みを矯正、神経の伝達をスムーズにし、肝臓をはじめとする内臓の働きを正常化することが期待できます。
また、免疫力アップも期待できるでしょう。
まとめ
今回は、季節の変わり目に注意したい肝臓ケアについて解説しました。
生活習慣を見直し、肝臓に優しい食生活を心がけることで、この時期を元気に乗り越えましょう。
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