なぜ、あくびが出るのか?とその対策

「なんであくびが出るのですか?」と質問がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この現象について今回は書きたいと思います。

最悪の事態だと

脳梗塞、脳出血

低血糖、低血圧などがあります。

最悪の事態で無い場合、あくびは、なぜ起こるのかというと、

脳に供給される血液中の酸素不足が原因とされています。

脳の酸素不足によって、呼吸中枢がいつもより大きな口を開け、深呼吸をさせます。

普通に鼻呼吸しているよりも、大きく口から大量の空気を摂取した方が酸素不足を解消するのに都合がいいからです。

酸素を取り込む為にあくびをするという事ですが、では、何故血液中の酸素が不足するか?

仕事や勉強で頭を使うと、脳はブドウ糖を分解して活動に必要なエネルギーを取り出しています。

このときに多くの酸素を必要とします。

脳が必要とする酸素は筋肉が必要とする酸素の数十倍です。

体重の2%程の重さしかない脳ですが、酸素の消費量は全体の20%です。

ですから、たくさん頭を使うと酸欠になり、活動を促すためにあくびが出るのです。

ということは、仕事や勉強をしていて、あくびが出るときは脳の活動の限界近くになっている為、
休息や深呼吸、酸素バーや運動、カイロプラクティックや鍼、マッサージなど体に酸素をより吸収させるような行為を
してあげるとその後の脳活動に好影響が出ます。

あくびに関しては、新しく研究された理論があってこの理論によると、

血液中の酸素が大量にあっても、あくびはするということです。

これは、アメリカの心理学者ロバート・プロヴァインがあくびの意味を「呼吸活動の改善」ではなく、
心理的な現象で「興味を失っている」という風に説いています。

実験により、

あるスポーツ選手が競技の前にあくびをすると、他の選手がやる気を起こしてしまうそうです。

ですから、あくびというのは、血液中の酸素の低下興味を失っている状態で起こりやすいことから、
集中力の低下が起こっているので、あくびがでるときは迷わず、

1分間、目をつぶる

20分の仮眠

このどちらかをを取りましょう。

1分間、目をつぶる効果

医師の坪田博士が提唱している方法で、人は通常、視覚から情報を得ていますが、目を閉じれば視覚情報がシャットアウトされます。

その間は脳の負担が減るので休めることができます。(時間の無い方、仮眠の取れない方)

20分の仮眠の効果

広島大学の林教授の研究では「職場でも効率的な昼寝は有用」と発表されました。実験として、
2桁の数字の計算問題を繰り返し解かせる実験を行い、合間に20分の仮眠をとる場合と、休息のみをとる場合に分けて、
それぞれ正答率を比べる実験をした結果、仮眠をとった被験者の正答率は高かったそうです。

20分の仮眠でも、集中力を高めるのに効果的ということが明らかになりました。

20分以上寝てしまうと、睡眠慣性といって覚醒状態にできない一過性のぼんやり状態が続き、眠気を感じてしまい逆効果になります。

NASAやgoogle、NIKEなども仮眠制度を取り入れているそうです。

あくびが多く出る場合は、仮眠、休息を取ってはいかがでしょうか?

 

 

多田治療院
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