当院に来院された不妊症の治療と結果の一例

先月、当院にいらっしゃった39歳の不妊症の女性。会社員。

主訴は、不妊症、腰痛、手足の冷え。

聞くと3ヶ月生理がきていないとの事。不妊治療で排卵誘発剤を服用。

旦那さんの精子数、形体にも異常は無いとの事。右の卵管が閉塞気味、今年、人工授精を3回したとの事です。

では、当院では、どの様な考え方で治療したか?

まず、これは、カイロプラクティック的、中医学的考えなのですが、3ヶ月生理が来ていないのは、卵巣、子宮の状態があまり健全ではないです。妊娠は、元気な卵巣、子宮の状態があってこそ成り立つものなので、その状態を良好にしたいと考えます。

卵巣は、ベット。子宮は、家の中の環境と考えてください。

どちらが悪くても子供は、健全に育ちませんよね?この方は、生理が3ヶ月来ていませんでした。

女性の生理と排卵は、小さな出産です。

毎月29日前後(1~2日前後)で来てもらわないと、子宮内膜がちゃんと剥がれ落ちてくれないので妊娠しにくいケースもあります。

また、子宮内膜が残ってしまい、排卵の時に卵がうまく落ちてこなかったり、その影響により子宮筋腫になる場合もあります。

まずは、正常に毎月生理に来てもらうように、治療としては、体の疲労困憊と緊張(防御)を緩和することと首の関節に柔軟性を持たせて、頭蓋骨を柔らかくすることをメインに治療しました。

その意図としては、まず全身の血液が循環して体が温かくなるように治療します。次に、脳のほぼ中心部に視床下部(ここは性腺刺激放出ホルモン)と脳下垂体(卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン)の卵巣の子宮内膜を整えたり、卵子の生産を促す為のホルモンを作る器官があるので、頭蓋骨を柔らかくする為の治療をします。

そして、御自身で良い運動、良い食事、良い睡眠を取る為の努力をしていただいてます。

これは、

女性の生理は、満月から次の新月の周期(月の公転周期29.5日)と一致します。

また平均妊娠期間は月の公転周期の9倍(29.5×9=265.5日)です。自然と人間の体はリンクしているのです。

早寝早起きを実践していただいて体内サイクルを良い状態にもっていく努力をしていただきました。

そうした努力のかいがあって、治療回数はまだ2回ですが、早速この女性は3ヶ月止まっていた生理が来ました。

今度は、妊娠する為に私と患者さんの努力を継続できたらと思います。

多田治療院
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