役者、ボーカルの声の治療

当院の場所柄と紹介していただく方が多いのが役者、ヴォーカルの患者さんです。

この職業の方達の悩みとは、発声の悩みです。

自分がイメージしているものや演出家の求めているものとは違う声になってしまい、それを回復する為に治療にいらっしゃいます。

では、どの様な原因で発声力が低下してしまうか?

発声力が低下してしまう原因に

姿勢
呼吸

があります。

なぜ正しい姿勢が発声に必要かというと声を出すだけで実は、全身の筋肉を使っているからです。しかし、日常のストレスや慢性疲労などにより、普段の肩や背中や胸には余分な力が入っていて、それが抜けなくなっています。そうするとと声はどうしても歪んでしまいます。

その余分な力や緊張を抜いて、自分のもっともノーマルな声を出すようにするのが発声練習です。そのためにまず正しい姿勢が大切になります。
では、良い姿勢とは

座位

・背もたれに背中を付けない。
・膝の角度は90度
・坐骨の少し前に重心を置く
・パソコン、書き物をする時は脇を締めて肘は90度
・頭のてっぺんと肛門が一直線になるイメージ

立位

・足の内側で立つ(小指に重心をかけない)
・くるぶしの下あたりに体重を乗せる
・肛門を閉める
・頭のてっぺんから糸でつられているように
・軽く胸を張り、肩を後ろに引く。

普段から良い姿勢を癖付ける事は重要です。
カイロプラクティックなどの治療でよい姿勢をしても緊張しない体を作ることも大切です。

発声力低下の原因のもう一つは呼吸です。

声を出すためには、必ず息を吐かなければなりません。
息を吐くためには、息を吸わなければなりません。
声の大きさ、柔らかさは息の吐き方に関係しています。
ですから、発声力をあげるには正しく呼吸ができないといけないんです。

正しく呼吸し、発声するには

横隔膜、内肋間筋、外肋間筋、胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋

の呼吸筋がバランスよく正常に動いていなければ成立しません。
ここを正常に動くようにするには、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージなどで治療することが必要です。

自分でケアする場合は、呼吸筋ストレッチがあります。この方法は、動画を探してみてください。

カイロプラクティックでは、発声力改善の治療として、まずは背骨の柔軟性を出す治療を行っていきます。これは、発声するのに全身の筋肉を使っていて、体が緊張してくると声がぶれて出にくく安定しないからです。

その次に正しく呼吸し、発生するために呼吸筋の治療を行います。
呼吸筋の横隔膜、内肋間筋、外肋間筋、胸鎖乳突筋、前斜角筋中斜角筋、後斜角筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋とあり、これらの動きを良くする事も重要ですが、これらの筋肉全体を硬くするある部分を治療していかないと呼吸筋の柔軟性は出てきません。
その治療する部分は、企業秘密で・・・

もう一つは、発声する為に必要な声帯の部分の治療です。勿論、声帯は喉に手を突っ込まないと直接触れませんので首のある部分を治療します。
特にこの部分は、役者や歌手の方がとても酷使する部分でこの部分が緩和すると声がとても出しやすくなります。

あまり出ない声を出し続けると声帯に負担がかかり、ポリープなどが出来やすくなるので、そうならない為に治療に行って体を調整することをお勧めします。