腱鞘炎の治療と予防。 専門家のアドバイス
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腱鞘炎とは何か?
腱鞘炎は、筋肉が縮むときに滑らかに動くための液体が入った管、つまり腱鞘が炎症を起こす病気です。
この炎症は、その部位を過度に使いすぎると起こります。
炎症が起こると、腱鞘が腫れてしまい、動かすたびに痛みが出てきます。
腱鞘炎が起こる部位は?
腱鞘炎は、手首や弾撥指(指が曲がりにくくなる病気)などによく見られます。
また、スポーツ選手がなるアキレス腱炎や頚椎ヘルニア(首の骨の間にあるクッションのようなものが飛び出す病気)も腱鞘炎の一種と考えられます。
腱鞘炎の治療方法は?
腱鞘炎の治療には、「安静固定」と「冷却」が一般的です。
これは、絶対に必要な治療法です。し
かし、これだけでは早く回復することは難しいです。
なぜなら、筋肉が腱鞘にすれて炎症を起こす原因を取り除かなければならないからです。
どうすれば改善するのか?
腱鞘炎を改善するためには、まず筋肉のバランスを整えることが必要です。
筋肉が縮むことで腱鞘にすれて炎症が出るのを防ぐため、筋肉(腱)が腱鞘に当たらないようにすることが大切です。
腱と腱鞘が擦れるのは、腱が太くなって腱鞘に当たるからです。
これは、刀と鞘の関係と同じで、刀が大きければ鞘に入らず、擦れて鞘が減ってしまいます。
自分でできるケアは?
腱鞘炎のケアとして、自分でできることはストレッチと、痛みのある部位の反対側の筋肉を鍛えることです。
これは、筋肉が縮むことにより腱鞘にすれて炎症が出ることを防ぎ、反対側の筋肉を鍛えてバランスを整えるためです。
ただし、間違った方法で行うと炎症が悪化する可能性があるので、トレーナーや専門家に相談しながら行うことをおすすめします。
当院での治療アプローチは?
当院では、手首の腱鞘炎なら首、肘、肩を、足首の腱鞘炎なら腰、膝、股関節を治療します。
これは、腱鞘炎が起こる原因となる他の部位に何か問題があると、症状が出ている部分に過度の力が加わるからです。
特に、首の治療は必ず行います。これは、体に力みを引き起こすポイントが首にあるからです。
これらの治療を行った上で、腱鞘炎のケア(ストレッチ、筋トレ)を行うと、症状の緩和が早くなります。
以上が、腱鞘炎についての基本的な情報です。
具体的な治療法やケア方法は、医師や専門家に相談してください。
また、自己診断や自己治療は避け、必ず専門家の指導を受けて行ってください。
健康は大切な財産です。大切にしましょう。
多田治療院
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