同じ時間に出社して退社したのに何で昨日より、今日の方が疲れているんだろう?
患者さんから
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「同じ時間に出社して退社したのに何で昨日より、今日の方が疲れているんだろう?」
という会話がありました。
答えとしては、
「同じように過ごしていても体のコンディションが違うので疲れ方に差が出るのです。」
では、体のコンディションとは何か?
それは、
自然体(活動している時)になっている時に力が入っているか、いないかになります。
活動している時に体に力が入ってしまうと
筋肉が血管を締め付け続けて血流の血液量が細くなり、血液循環量が低下してしまいます。
血液の役割として
酸素、二酸化炭素の運搬
栄養素、ホルモン、免疫物質の運搬
老廃物の排出
が代表的な働きになります。
血液中の酸素は、筋肉、内臓、脳などの働きを活発にさせます。又、身体に取り入れた食物を熱エネルギーに変える際に、酸素が必須になります。
血液中の二酸化炭素も体内に多すぎると害になりますが、脳の血管を拡張する働きがあります。
血液中の栄養素は、体を構成活動することに必要とし、ホルモンは、内臓が活動する為に必要な物質、免疫物質は、体外からの攻撃に対する防衛手段になります。
体に力が入って(緊張)血液循環が低下するとこれらの機能が低下してしまいます。
その事で、「同じ時間に出社して退社したのに何で昨日より、今日の方が疲れている」という事が起きてしまうのです。
体に力が入って疲れているという事を解消する為には、自分で行うには
ストレッチ
ヨガ
運動、などがありますが、疲れている時は多分しないでしょう。いずれは絶対に適度な(2,3日に一回)運動は、健康の為にはした方が良いです。
それ以外にお手軽に疲れを取る手段
お風呂(温泉)があります。
しかし、お風呂は入り方を間違えると返って疲れを残してしまいます。
それは、以前当院で書いた湯船に入っていい人、入り方に書いたように
湯船に入ると、お湯の中で体全体に水圧がかかります。例えるなら海やプールで70cm潜ると耳の鼓膜は水圧により痛みを感じると言われています。これが水圧です。
肩までつかる全身浴の水圧は家庭用お風呂で560Kg以上で浮腫んだ体を全体に圧迫してリンパ液や静脈血等の老廃物を心臓に押し流してくれます。
560㎏ですよ・・・・
競走馬のサラブレッドのヒシアケボノと同じ重さが
全身を圧迫するなんて、体の老廃物を押し流してくれますが、毎日だと疲れてもしまいます(湯あたりの原因の一つ)
そこで登場、鍼灸マッサージ、カイロプラクティック
これらは適度に血液の流れの悪い部分の循環を促し、下手な人が行わなければ揉み返しも起きず、疲れも取れます。
是非、毎日の疲れが取れない方はいらして下さい。
多田治療院
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